よろづやアンテナ

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仕事がつまらないのは自分のせい?ライフネット生命保険会長の出口さんの言葉が為になる。


私はこれまで色んな職場で働いたおかげで、色んな経験ができました。これはとても貴重な事で、自分がこの職場にあっているのか、そうではないのか、短期間でわかるようになりました。


職場の合う、合わないは実は色んなケースがありますが、例えば、自分が周りに合わせて気づかれするパターンもあれば、自分は居心地がいいと思っていても周りが嫌がっているケースもあるかもしれません。


仕事は合っていないけど、実はそれほど辛くないのかもしれません。給料が安いからと転職をしたらブラック企業で精神的に病んでしまう事もあるかもしれません。


これはすべて、「隣の芝生は青く見える」から始まることだと思っています。


ただし、色んな職場を経験していれば、色んな経験からここが自分に合っているのか、はたまた、仕事自体にやりがいがあるのか判断しやすくなります。


そして、ライフネット生命保険会長の出口さんの言葉が為になるので、紹介したいと思います。


ライフネット生命保険会長の出口さんの言葉が為になる。仕事がつまらないのは自分のせい?


若いときは経験数が少ないので、色々と悩みが出てくると思います。その一つが、仕事がうまくいかない時に、自分が悪いのか、環境が悪いのか?という悩みです。


このことについて、とても参考になる言葉があるので紹介しますね。

転職して3カ月、早くも次の進路を考えています。もう少し粘るべきでしょうか


このことについて、こう書かれています。

「早くも次の進路を考えている」ということは、あなたと会社との相性がよくないと判断したのですね。

──でも、世間ではよく、「石の上にも3年」と言いますよね。
このことわざが当てはまるのは「よくわからない」場合です。

たとえばあるパートナーと結婚したいと思ったとします。しかし、パートナーにはいいところもあるし、悪いところもある。結婚するにはまだ心の整理ができない。それなら、少し一緒に住んでみよう、というのが「石の上にも3年」の考え方です。でも一緒に住んでみたらDVで、毎日暴力を振るわれたら、早く逃げ出したほうが賢明ですよね。

ライフネット生命保険会長の出口さんの言葉だと、「石の上にも3年」、、、このことわざが当てはまるのは「よくわからない」場合とのこと。


つまり、これからどうなるかわからないけど、とりあえず選択した事については、それを理解するまで続けましょうという事ですね。ただ、経験をして、これは絶対に違う!と思うのであれば、それは本心であることは間違いないし、間違った判断ではないということになります。


続いて、こんなことが書かれています。
──転職を繰り返すのは、自分のほうに問題があるのではと思ってしまいます。
この前おもしろい話を聞きました。広島のある眼鏡チェーンは「この職場は私に合いません」と言う部下がいたら、「それなら、どこがいいか言ってごらん」と、無条件で他の店舗や部署などの希望を聞いて異動させるそうです。それを3回くらい繰り返すうちに、誰でも「あ、悪いのは自分かもしれない」と考えはじめる。 

これは若い人にやってもいいのではないかと思いますね。昔は人事異動って反対だったんです。しかし、働く場所が変わることによって、自分が働いていた部署が幸せだったのか、ひどい部署だったのかわかります。


さらに、厳しいと言われている部署だったら、そこを乗り越えたことが力になります。さらに、色んな人と出会うことにより、見識も増えます。誰だって自分が働きたい環境で働きたいと思うものです。しかし、そうはいかないものですし、実際にどうなのかを判断する為にも、色んな職場を経験することはいい事だと思います。


ここで例に書かれている通り、異動をしていて自分がおかしいと気づく事もあるかもしれないですしね。

──出口さんは転職を繰り返す人をどう思いますか?
問題ないと思います。以前、27歳で、当社が4社目という人がいました。在職中はきちんと会社に貢献してくれて、その後小さい会社へ行きました。

彼の場合、1社目は「これからはインドの時代だ!」とインドで仕事をしていたのですが、「やっぱり毎日カレーはしんどい」と日本に戻ってきて日本の会社で働き出します。ところが、海外での仕事経験があるので、「日本はドメスティックだから」という理由で、次は香港の投資会社へ行く。そこから、「自分がやりたいこととは少し違う」と当社へ転職してきたのですが、当社の事業規模が大きくなるにつれて、もっと小さいところでチャレンジしたいと思うようになったそうです。 
 

そして、これから転職を考えている人は、上記の内容が参考になるのではないでしょうか。色々と経験することで、考え方も変わるし、もしかしたら本当にやりたいことが見つかるかもしれません。


ただ、絶対にやってはいけない事は、仕事に手を抜くことです。これをして、ただ「いい仕事、楽な仕事」を探しているだけだと、青い鳥を探しているようなものです。

 
その為、これはダメという事ではなく、若いうちは色んな事にチャレンジしたほういいのではないかと思いますね。