よろづやアンテナ

ITから生活の参考になる情報を備忘録代わりに残していきます

人は仕事で窮地に立たされると真剣に人生を考えるようになる


人生は平坦ではなく、山あり谷ありだと思います。


私は関東でシステムエンジニアの仕事を続けてきましたが、いい職場もあれば、そうでない職場もあります。


実際、私も同仕事をしていますが、環境や仕事を一緒にする人が変わるだけで、天国から地獄に変わる場合もあります。


一般的には、私のように月、年単位で職場が変わる場合もあれば、ずっと同じ場所で働き続ける場合もあると思います。後者であれば、自分にあった職場であれば、そのまま同じ場所で働ける事が幸せだと思います。


前者の場合は、いい職場で働ければいいですが、それも実際は読めません。


私も今回、生活基盤を変える大きな決断をしましたが、同様に周りの同僚も、同じような決断をした人がいます。


ただ、私もそうなんですが、後ろ向きの決断ではなく、前向きな決断なので、これからさらに人生はエキサイトする事が予想されます。


そして、今回の決断を通じて実感した事があります。


それは、「人は仕事で窮地に立たされると真剣に人生を考えるようになる」という事です。


私は、これまで何度か大きな決断をした事があります。一つは、広島を離れ、東京で仕事をする決心をした事です。当時、広島で日雇いの現場作業員をしていましたが、このまま食べていけるはずもなく、20代半ばで「このままだと人生が終わる!」と思い、東京行きを決めました。


しかも、今まで経験のない、IT業界へ。その後、なんとか仕事を続けたのですが、元々、頭がよくなかったので、IT業界の仕事、、、というよりは、そのとき一緒に仕事をした人にやられてしまい、行政書士を目指します。


しかし、地元の後輩に励まされ、再び、システムエンジニアの仕事をスタートする決意をします。その決意後、運悪く粗悪な現場に放り出され、サラリーマンがほんとうに嫌になり、私は輸入ビジネスをスタートさせます。


結果、ヒット商品を見つける事ができ、結果的に約1000万円ほどの売り上げを、サラリーマン家業の片手間で出してしまいました。


そこから、人生は色々と変化が起き、今は海外投資を実践しています。ただ、原始が少ない為、まだまだキャッシュフローが小さいですが。


そして、今、本業で再び、窮地に立たされた為、福岡移住という大きな決断をしました。


人生のこういった山や谷は成長する為に必要な考えるべき場所なんだと思います。


そう、人生という階段の踊り場です。そこで、いったん休憩し、今後の人生をしっかりと考える訳です。


逆に、そういった局面で同じような事をやっていれば、人生において変化はないわけです。


私の場合、すべてがまだ点ですが、今徐々に点と点が結びつきつつあるように感じています。


人生はダーウィンの言葉にある通り、賢いものや強いものが生き残るのではなく、適応能力の高いものが生き残るとあります。


常に同じではなく、常に変化できる人間こそが、人生を謳歌できると思います。

 

窮地にいるエンジニアは、ズルい処世術で困難を突破する