よろづやアンテナ

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賃貸マンション契約時、退去時に気を付けた方がいい”2カ月前退去通知”

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今住んでいる賃貸マンションをいざ、出ようとした時に、意外と高額なお金が必要になった。。。という事がよくあります。それは様々な理由によるものなんですが、例えば、私の場合、小さな子供がいたので、部屋を出る時に、敷金以上のお金をとられたことがあります。


私が高額なお金をとられた理由は以下でした。

・木の扉に落書きがある
・部屋の鍵が一個足りない


まず、木の扉に子供が落書きをしていました。この木の扉が一つ2万円くらいすると言われ、枚数分、請求されました。さらに、部屋の鍵が渡した時よりも一個少ないという理由で、1万5千円とられました。どうせ、鍵変えるのになんでお金が必要?と思いながらも、想像よりも10万円近く跳ね上がりました。


これはこちらの過失なので仕方がないですが、知らないと退去時に思ったよりもお金が必要になることがあるのです。


その一つが”2カ月前退去通知”です。


この言葉聞いた事がない人もいるかもしれません。賃貸物件の退居通知は、多くの場合、退去希望日から1カ月前の予告と定めているが、稀に2カ月前というケースもあるんです。「えっ、そんなこと知らなかった!」という人が結構、多いのではないでしょうか。


私も実は、最近、一ヵ月ではない物件があるんだと知りました。


引越しをする場合、旧居を引き払う必要がありますが、一般的には退居の1カ月前に通知すればいいと思ってしまいますよね。ただ、契約の規定は2カ月前だったために新旧住居の契約期間が重複し、1カ月分の家賃をダブルで支払う必要があり、思った出費になったという人が少なくないのです。




ちなみに、こんな強気な物件があるようです。

>>「3か月前までの解約予告」について(Yahoo不動産)


3ヵ月前に次に住む家を決めるって意外と難しくないですか。これってかなり悪徳な契約だと言わざるをえません。

今度借りる物件について、期間満了でも中途解約でも、解約予告は「3か月前まで」と言われ、契約書にもそう書いてありました。

解約予告とは一般に解約申込書の提出を指すかと想像しますが、解約申込書には解約日の記載が必要になるかと思います。

でも仮に次回も賃貸物件に移る場合、3か月も前に次の物件を押さえておくというのは難しいのでは
ないでしょうか・・・(家賃がかぶる期間があってもいいなら別ですが)。


しかし、多くの場合、こういった契約で騙された!なんて情報は次の住人に共有されないですし、賃貸業者もしっかりと説明してくれないケースもあるかもしれません。


少なくとも、こういった契約があるんだという意識があれば、契約時に確実にチェックした方がいい項目になりますよね。


仮に知らずに、一ヵ月前に申し込んだら、3ヵ月分支払ってください!と言われ、2か月分の家賃を支払う必要がでてきます。仮に、賃貸料金が5万円だったら、10万円支払う必要があります。


大家からしたら、そこを狙っていると言っても過言ではありません。大家のリスクは空室リスクです。しかし、3ヵ月まえから募集をかけたって、すぐに住人がいなくなる訳ではないのですから、3ヵ月前はあまりに早すぎます。


こういった契約を用意しているのは明らかに悪意がありますよね。同様に”2カ月前退去通知”も同じことが言えると思います。


また、仮にこの契約がワンルームくらいだったらいいですが、これがファミリー向け物件であれば、高額の家賃を支払う必要が出てくるかもしれません。例えば、3LDKで一月10万円だったら20万円支払う必要があります。これはかなりの出費になると思います。


さらに、東京の物件であればなおさらですよね。もしかするとこういった契約が増えているのかもしれませんし、今後の日本は少子高齢化で不動産運営も大変になっています。そういった背景を考えると、如何にお金をむしりとろうか色々と考えられているのかもしれませんね。


いずれにしても、契約内容をあまりに見ずに借りるのはリスクがあるので、”2カ月前退去通知”は意識してみてください。無駄に家賃を払うなんてバカバカしいですからね。。。