よろづやアンテナ

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残業で稼ぐ、残って仕事をするのが美徳とする古い考え方が蔓延する組織は非効率

 

今の時代は変化しつつありますが、昔は残業で稼ぐということが当たり前でした。

 

実際に残業を稼ぐために仕事をするというケースが多々見られましたし、昔は規制が少なかったので、どういった仕事の仕方をしても残業が支払われていました。もちろん、企業によってはサービス残業ということもあります。

 

そもそも、残業はゼロにできるかというと、それは難しいケースがあります。

 

例えば、現在、一人で普通に仕事をしていて定時で帰れていたとします。事務の方で従業員が増えて、1.5倍になり、単純計算で手作業が1.5倍になったとします。

 

ではそこで、人を増やしてくれるかというと、2倍になったら会社は考えてくれるかもしれませんが、0.5倍分は残業してくださいと言ってくることでしょう。

 

仕事は効率化ということで仕事量を減らすことは可能ですが、それができる職種が限られてくることもあります。

 

例えば、飲食店はお客さんの量を自分でコントロールできないので、難しいケースもありますが、仕事によっては効率よく仕事をすることで残業を減らす可能性は大きくあります。

 

 

休憩が多い、無駄な時間が多い人が残業をしているケース

 

休憩が多い、無駄な時間が多い人が残業をしているケースがあります。

 

これは組織が放任していることが問題になります。

 

例えばこちら

 

休憩を長く取りすぎてる人、仕事中お喋りしてうるさい人、仕事中休憩以外でタバコを吸いに行ってる人、仕事を同じ時間で自分の半分以下しかしてない人がいつも寝てるってみんなに言ってる人の事を更新面談の時に話したり、面談の以外の時にも話した事はありました。

 

人に厳しすぎるから気にしないようになってほしいと、悪い部分ではなくよい部分を見れる人になってほしいと、気にしてると言う事は仕事に集中してるのかなと思ってしまうから、気にしてその人の事嫌だと思えてきて、仕事するのに衝突起きないか心配だからと言われ、休憩三回チエックしたけど、3分前に戻ってきていて問題なかったから、現行犯逮捕でしか注意出来ないからと、注意して辞められたら困るからと言われました。ずっと守ってなかったし、この話をした次の日も守ってなかったから、三回見たら守ってたってのが、本当なら、私が言ってた時に相手に聞こえてる可能性があるのでは?と言うと、それなら注意しなくても、守ってくれるようになったんなら丁度よかったやんと言われました。
私がルールを守ってない人に注意してほしいってのは、そんなにおかしい事なんでしょうか?

 

「引用元」

休憩を長く取りすぎてる人、仕事中お喋りしてうるさい人、仕事中休憩以外でタバコ... - Yahoo!知恵袋

 

 

会社によりますが、まじめな人が損している組織はゼロではありません。

 

ただ、本来、まじめに働かない人は組織として上の人が管理しなければなりませんが、放任しているケースがあります。

 

それは組織が許していると同義なので、あんまりめくじらを立てて正義感で発言、行動していると周りから嫌われることがあります。

 

ただ、日本は残念ながら能力給ではなく評価で決まり、さらにその評価は能力だけではなく、日本人らしい協調性とかも重んじられるので、例えばAさんがBさんの倍の仕事をこなしたとしても、給料は倍になるどころか変わらないこと、下手したら逆転しているケースもあるかもしれません。

 

 

わざと残業するように仕事をしている人

 

わざと残業するように仕事をしている人もいます。給料が少ないケースですね。

 

給料が少ないので、残業で稼げるだけ稼ぐということです。ただ、最近は残業や工数管理が厳しくなっているので、効率よく仕事をすることを求められていますが、日本は能力給の会社が少ないので、できるだけ働いて稼ぎたいというのが本音だと思います。

 

この話題は今更感がありますが、こんな話があります。

 

 ここで冒頭の「仕事ができない人を解雇して、優秀な人だけを残せば業績は上がるか」という問いに戻るが、この問いは、「業績を上げ、事業を拡大するために何を重視すべきか」に対する企業側の考え方が如実に出る。究極的には、「能力」と「団結力」、どちらを重視するか、と言えるかもしれない。

 オンラインDVDレンタルから始まり、今では映像ストリーミングサービスで成長を続ける「Netflix(ネットフリックス)」は、この「仕事ができない人の大量解雇」を過去に行った会社だ。

 当時のネットフリックスはまだ小規模な会社だったが、資金繰りに窮し、最も有能な社員80人を残して、その他の人材を解雇した。その割合は全社員の3割に及んだという。

 当然、その後の業務で心配されたのはリソース不足である。優秀な人材は残したとはいえ、3割が会社を去ったとなると、既存業務で手いっぱいになり、事業を成長させる取り組みができなくなることをリーダー陣は懸念していた。

 しかし、結果から言えばその懸念は外れた。それどころか、起こったのはまったく逆のことだったのだ。CEOのリード・ヘイスティングスは「誰かの不手際をフォローするための雑務が必要なくなった」と説明しているが、つまり、人数が減った後の方が仕事の質が高まり、業務のスピードも上がったのである。

 身もふたもない言い方だが、レベルの高い人同士でないと成立しない信頼感や協力関係というのは確かに存在する。優秀な人の少数精鋭になったネットフリックスは、一部の「できない人」に足を引っ張られることなく、卓越した人材同士が信頼し合い、能力を余すところなく発揮できる場になっていたのである。

 

「引用元」

「仕事ができない人」を全員クビにしたNetflixで起きた、驚きの結果

 

結論ですが、優秀な人で仕事をするとお互いを尊重しあうので助け合い最高効率で仕事ができます。ただ、人材不足があるので、上記であげたような人もいることがあるでしょうし、日本は能力でクビにするということは少ないので、今の体質はかわりにくいと言えます。

 

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