実際に経験しないと分かりませんが、私は20代後半でIT関連の派遣会社に転職してからしばらくは東京で仕事をしていました。当時の会社が入社後は有無をいわさず東京勤務だったので、安月給を耐え忍びながら同僚と頑張っていました。当時は寮に入って、家賃などもしっかりととられて、手取りは一桁でしたので、お昼ご飯はチョコチップパンを買って二日に分けて食べるなんてことをしていました。
そこから色々とあって、東京でも待遇改善の為に、転職をして、最終的には最初に勤めた会社の基本給より20万円近くアップさせることができました。
ちなみに、給料が上がらない会社にいるよりも転職したほうが圧倒的に楽に給料をあげることができます。最初の会社は都心で働いていて、月収が25万円だったので、仮に子供ができたと考えると生活が厳しかったと思います。
ちょっと話をタイトルに戻して、東京で働くのはいいのですが、であれば、そこそこ待遇のいい会社に勤めないと意味がないと思っています。東京は家賃だって高いですし、色々と出費がありますからね。
また、移動時間もコストなので、通勤時間がかなりつらいです。以前、片道2時間を経験したことがありますが、往復で4時間も移動にとられます。ほぼ睡眠に使っていましたが。
30代後半になって、このまま東京で働き続けるのは厳しいと考えて、地方へ移住を決心しました。
住む場所にもよりますが、地方は通勤時間が短くなる傾向がありますね。福岡に住んでいた時は、片道30分から40分くらいになりました。地下鉄空港線の西新という場所に住んでいたので、博多駅でも地下鉄の時間は13分くらいでした。
東京の場合は、朝の7時半くらいには家を出ないと会社に間に合わない感じでしたが、地方は8時過ぎても間に合うので、往復で1時間以上、自分の時間ができました。
通勤は東京のサラリーマンの苦痛の一つだと思いますが、以前、新橋の駅で何が理由かはわかりませんが、殴り合いをしているサラリーマンがいてびっくりしましたが、それだけストレスがあるんだと思いますね。私なら感情的になるより、問題が起こる方が面倒なので、避けますけどね・・・。
とネガティブな話が多いですが、東京にいるメリットは、稼げる、遊べる場所、スポットが多いとかではないでしょうか。若い時は楽しいですが、家族を持つと地方に戻りたくなる人も少なくはないと思います。
そして、肝心なのはそもそも地方は仕事があるのか、ないのかということです。福岡に移住してから意外と東京から地元に戻ったという人がいたので、同じく年齢を考えてUターンしたとのこと。
私は判断が少し遅かったですが、30代前半ならそれほど苦労せずとも仕事が見つかるのではないかと思います。逆に私のように少し遅れて移住するといい会社に選ばれない可能性があるので、早めの対応がおすすめです。
特に地方は年齢に対してちょっとシビアな気がしました。東京は仕事が多く、仕事がありあまっている印象でしたが、地方はやはり求人の数がかなり減ります。その為、仕事がないのではと思われますが、地方も人材不足なので、贅沢を言わなければ仕事は見つかると思います。
特に私のようにインフラエンジニアの方は、地方での仕事はわりとあるのではないかと思いますし、地方に戻って感じたのは、東京で技術を磨いて、地方に戻ることで、自分が住んでいたところで活躍できるし、そういった人材が来ることを望まれている気がします。
だから、地方に移住を検討している方は、早めに動くと色々と焦らなくてもいいと思います。運よく、全国規模の会社で、地元に戻ることができたら、それはそれでいいかもしれないですね。
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