仮想化基盤を構築する機会が多くなり、仮想化のノウハウはもはや当たり前の時代になっていますね。
私が仮想化基盤を構築していた頃は、仮想化基盤チームがありましたが、もはやサーバー担当は仮想化も当たり前の知識として持っておく必要があります。
ただ、製品によって操作感が全く異なるので、憶える知識は圧倒的に多くなりますが、、、
ちなみに、ハイパーバイザーにVMware製品を入れいている場合は、VMware NSXによって、ネットワークの仮想化を実現する事ができます。
>>VMware NSX for vSphere のドキュメント
この製品は、色んな機能を持っていて、FW、ルーティング、ロードバランサなどの機能があるので、ハードのスペックさえ高ければ、仮想ロードバランサを複数構築する事も可能です。
その為、物理マシンと違い、複数ロードバランサを購入しなくてもいいのでコスト削減になりますね。
基本は上記リンクを見てもらえば、製品の仕様や要件を確認する事ができます。
ちなみに、以下はVMware NSXの特徴(抜粋)です。
ちなみに評価版もあるので、導入を検討されている場合は、一度、インストールをしてみるのも一つですね。
インストール自体は難しくないのですが、機能が多いので、製品を憶えるのはちょっと大変かもしれません。
ただ、これを導入すれば、仮想化基盤のコントロールをソフトウェアで行えるのが便利ですね。ハードスペックだけしっかりと確保しておけば、柔軟に機能を追加する事ができます。
そして、VMware NSXには、NSX Manager、NSX Controllerをインストールします。そして、NSX Edgeという仮想アプライアンスがFW、ルーティング、ロードバランサの機能を持ちます。
そして、このNSX Manager、NSX Controllerですが、それぞれ仮想アプライアンスとして構築しますが、パスワード要件がそれぞれ異なるので注意が必要です。同じ製品なのにパスワード要件が違うとか止めてほしいのですが、、、おそらく開発している部署が違うからでしょうね。
そして、このNSX Manager、NSX Controllerですが、パスワードで注意なのが、USキーボードになります。
ただ、USキーボードはコンソール画面を開くときだけで、Webの管理画面やSSH接続する時は別です。
とは言え、コンソールでログインする事はあると思いますので、ここだけUSキーボードというのは運用的に管理が面倒だと思いますので、ここはUSキーボードを意識してから構築した方がよさそうですね。
例えば、@マークがまさにUSキーボードと配列が異なるので注意です。
意外とパスワードポリシーで引っかかる事があると思いますので、この辺りは事前に確認しておく必要がありますね。