一生使える博多曲物十八代目玉樹作曲げわっぱ香りでごはんが美味しくなる

福岡のローカル番組で、博多曲げわっぱ弁当箱が紹介されていました。お弁当箱といえば、プラスチック製のものが一般的だと思いますが、こちらのお弁当箱がとても人気があるそうです。

その理由は、やっぱりお弁当が美味しく食べられるからということで、一個一個手作りをしているそうです。

番組では、ごはんジャパン～福岡・博多曲物で作る"冷めても美味しい弁当"～で紹介されていました。

番組概要

今回のテーマは、"博多曲物"で作る"お弁当"。和の料理人・笹岡隆次氏と浅香唯が伝統の"博多曲物"の秘密を解き明かす!笹岡氏が腕をふるった、最高の行楽弁当とは!?

番組詳細

今回のテーマは、料理人も憧れる"博多曲物"の弁当箱を使った"お弁当"。美食家・北大路魯山人の精神を受け継ぐ和の料理人・笹岡隆次氏と浅香唯が、福岡県糟屋郡志免町を訪ね、400年続く博多曲物の名家・柴田家を訪れる。杉や檜の薄い板を曲げ、釘などの金属は一切使わずに桜の皮で綴じ合わせて作る曲物。料理のおいしさを損わず、耐久性にも優れ、見た目も美しいという特徴を持っている。

2人が出会った曲物の匠は、400年続く柴田家の歴史の中で、唯一の女性職人・柴田真理子さん。最も難易度の高い円形の弁当箱の創作を見せてもらい、その緻密な職人技に感動する!笹岡シェフは、数ある作品の中から菊の花の絵をあしらった三段重を選び冷めてもおいしい行楽弁当を作る!!また博多曲物を使った弁当がおいしい理由を、科学的な視点からも分析する。

【ナビゲーター】草野満代【ナレーション】酒井敏也【ロケ出演】浅香唯(歌手・タレント)、グランシェフ:笹岡隆次(『恵比寿笹岡』主人)

ということで、早速サイトをチェックしてらサーバーダウンをしていました。テレビの影響でアクセスが急増したんでしょうね。

そして、その紹介されていたお弁当箱です。

博多伝統工芸「博多曲物」の唯一の継承者、十八代目の柴田玉樹が一つ一つ手作りしている曲げわっぱです。
杉の木目をナチュラルに活かした曲げわっぱだえん弁当箱です。杉やヒノキの板を熱で加えて曲げ、それを桜の皮で綴じて作られます。金属類が一切使われていないため、非常に軽くなっています。
炊きたてのご飯をお櫃（おひつ）や弁当箱に移すと、ほどよく水分がとび、ベタつくこともなく、いつまでもおいしいご飯が保てます。
使い込むほどに自然な樹の風格をます逸品です。仕切りがついているので、盛り付けも簡単です。
二百年かけて育った木からいのちをもらい、四百年の技でかたちを与える。「使って喜ばれるものを」職人の思いはいつの時代も変わらない。そんな想いがこもった逸品です。

福岡県、博多曲物（わっぱ）弁当箱。

博多曲物は、江戸時代、「筑前国続風土記」にも記された、古くから庶民に親しまれてきた工芸品です。

伝統の技を受け継ぎながら、九州の杉の木を使い、無塗装でつくられた弁当箱。良質な杉材の柾目（まさめ）を使い、うすく挽いて煮沸し、特殊技巧により、曲げ輪をつくり、桜の皮で綴じ、成形しています。

水引きがよく、乾燥しやすいため、衛生的。横目形成のため、洗浄も簡単。蓋を開けると、ふんわりと杉のよい香りが漂います。

木の調湿効果で、冷めてもご飯はふっくらしたまま。時間が経っても美味しさが保たれます。

古くから使われ、廃ることなく愛用されているものは、その月日が商品の良さを物語っています。長く愛用していきたい、一品ものです。

そして、実際に購入した人のレビューですが、高いだけあってやっぱりいいものだそうです。

●博多伝統工芸　曲げわっぱ　だえん弁当箱

曲げわっぱは東北や信州の物だけと認識していましたが、九州博多伝統工芸の作品として立派な物があることを初めて理解しました。大館の作品を使ってい

●理想の曲げわっぱ弁当箱

曲げわっぱ弁当に強い憧れがあり、どちらの曲げわっぱ弁当箱にしようか、ものすごく迷いました。商品が届いて感動。お値段は、少々お高いですが、軽いし、木の風合いが良いし、毎日三人分の弁当を作っていますが、弁当作りが楽しみになりました。

今回は、試しに自分用として買いましたが、良かったので子供たちの弁当箱もこれにしようと思いました。