よろづやアンテナ

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仕事ができない社員に長時間説教を続ける無駄な労力と時間

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仕事を楽しくできるかどうかは、会社や職場の雰囲気であったり、コミュニケーションのしやすさであったり、様々な要因が関わってくると思います。


少なくとも、私が考えるエキサイトできる仕事とは、人間関係が円滑であるかどうかは、とても需要な事だと思います。逆に、人間関係ができていない会社や組織は何か問題がある場合が多いです。


例えば、普段から会話を全くしない場合や、ちょっとした質問をしにくい環境の場合、情報がしっかりと伝達されずに、トラブルの要素になります。特に、チームで仕事をする場合は、情報の伝達、所謂、「報・連・相」は必要な事です。


しかし、これができていない残念な組織があります。例えば、分からない事があるのに、同僚や先輩などに質問しにくい環境。分からない事を自分だけで考えるというのは、時間が無駄にかかる事があります。


私は派遣社員として、様々な会社や組織で働いてきましたが、働きやすい組織は、風通しがよくて、なんでも相談がしやすかったのを憶えています。その為、トラブルに遭遇しても、なんとか解決することができていました。


しかし、相談しにくい環境の場合、最悪のケースでは、問題が起こっても黙っているなんて事もあります。そして、大きな問題になってから気づくというケースもあるのです。だから、なるべく会話をしやすい雰囲気を作る事が、問題を早期発見したり、チーム力を付ける事につながる訳です。


そして、いい組織を作る為に、そういった会話のしやすさを意識する事も大切ですが、それ以上に意識した方がいいのが、上司の無駄な説教です。

 



●長時間説教を続ける無駄な労力と時間

今の職場でも普通に目にする事があるのですが、だらだらと後輩などに対して説教をする人がいます。話を聞いていると、それは正論なのかもしれませんが、段々と説教の内容が変わってきて、気付けば違う内容で責めている場合があります。


責めている内容が変わっているので、だらだらと30分、1時間と説教が続く訳です。説教されいてる方は、ただひたすら、聞いて、謝るだけです。


確かに、ミスをするのは悪い事ですし、指示通り仕事ができない場合もあります。その為、それを改善させる為に、説教をするのは必要なことかもしれません。


しかし、ダラダラと長時間の説教をするのははっきり言って無駄です。


なぜなら、説教の内容が変わってしまうと特にですが、自分が何を指摘されているのか分からなくなるからです。例えば、今回の指摘内容が、「作業した内容をしっかりと報告しなかったこと」だとします。


それが、普段のその社員に対する不満をぶちまけるかの如く、その説教から始まり、次は、メールの返信が遅いとか、仕事の態度が悪いとか、内容がドンドン変わり、これが一時間くらい続くのです。


結果、部下や後輩は色々と説教されすぎて、委縮するのもそうですが、何を直せばいいのか不明瞭になってきます。


人はダメな部分ってたくさんあると思うのです。それを一気に改善させるなんて不可能です。それに、有能な社員ではなく、仕事ができない社員の場合、根気よく改善させていく必要があります。それが、上司や先輩が求めている姿とかけ離れている場合、中々、改善されないのが事実です。


実際、以前の現場で、全く仕事ができない部下を育てようとした上司がいましたが、1年ほどかけても、大した成長がなかったという事を見たことがあります。上司は、部下を成長させようと、色んなミッションを与えたのですが、結果、そのミッションに対してストレス、不満を抱え、結果、その部下は爆発して、感情的になってしまいました。


その結果、その部下は上司の関係が悪くなり、別の部署にいったのは言うまでもありません。


この話から分かる通り、まず、できない部下を育ているのには時間がかかるし、何より、大した成長を見せない場合もあるのです。特に、年齢を重ねてくると、人は成長しなくなるので、30代~40代のダメ社員は、大きな成長を見せないので、あきらめた方が時間が無駄にならなくて済みます。


さらに、若い人を育てたい場合も、ダラダラと説教するのではなく、分かりやすく、短い時間で指摘し、改善されないようだったら、それを根気強く指摘する必要があります。人は習慣に左右されるので、普段から意識付けをすることが、とても大切です。


よく言われる事ですが、説教をされる側も、する側も大きなストレスがたまります。その為、説教で時間をかけることがすごく非効率なので、自分自身がついつい説教している内容が脱線している可能性がある人は、ちょっと注意してみてもいいかもしれないですね。

 




●部下や後輩から自分を変える意識を持たせる

後、私が考えるいい説教とは、やはり、自分自身で自分を変えないと!と思わせる事です。人は、あれやれ、これやれ!と指示されて動くのは、自発的ではないので、イヤイヤやってしまいます。


それでは中々改善されない場合もあるし、最悪は、また元の習慣に戻ってしまう可能性もあります。しかし、自分自身で変わらないとダメだと思えば、自発的に行動するようになるので、より効果的に成長してくれるようになります。


その為、大事なのは自分自身を変えないとダメだと思わせる事です。しかし、これも威圧的に説教ばかりしていては意味がない場合もあります。


私は自分自身が一番成長できたと感じた職場は、いい先輩や上司がいた環境で、その人から学びたいと感じた時でした。


つまり、上司や先輩は、自分を目標とするように憧れを持たせるようになる必要があります。「XXXさんは仕事ができてすごいし、人柄もいいし、あのような人になりたい!」と思わせる事が大切なのです。


逆に、仕事がいくらできても、人間性に問題がある場合、部下や後輩から反発を受けたり、話の内容を全く聞いていないというケースだってあるのです。


その為、ただただ部下を変えたい!と考えるのではなく、自分自身がどう評価されているのかを考えてみるのも一つかもしれませんね。会社での人間関係を築くことが、すなわち、組織をよくしていく事につながると思います。

 

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