よろづやアンテナ

ITから生活の参考になる情報を備忘録代わりに残していきます

プルタブ集めでリサイクル業者が迷惑!ペットボトルキャップとかベルマークも無駄だった?

世の中、いいことをしていると思ったら、意外とそうではないという事が多々あるようです。その一つがネットで話題になっているプルタブ集めです。


実はこれ、プルタブ集めでリサイクル業者が迷惑しているという番組がNHKで放送されました。


こちら。
所さん!大変ですよ「リサイクル業者悲鳴!?“プルタブ取るのはやめて”」


アルミ缶のプルタブを集めてリサイクルし、車いすを寄付するというボランティア活動。実はタブはリサイクル会社にとって、小さく軽すぎて手間がかかるという「やっかい物」だ。そもそも30年近く前、プルタブの“ポイ捨て”が社会問題になり始まった活動だが、その後プルタブは固定式になり、活動自体が不要になったはずだった。ところが近年、なぜか参加団体が増加しているという。歌手のさだまさしさんも登場し、謎に迫る!



こちらの番組について言及しているのが、私の愛読する日刊SPA!です。

週刊SPA!(スパ) 2016年 11/22 号 [雑誌] 週刊SPA! (デジタル雑誌)


なんといい事をしていると思っていたプルタブ集めが実はそうではなかったという事実。

NHKで放送された『所さん!大変ですよ』の内容にネット上がザワついている。同番組では、アルミ缶のプルタブを集めリサイクルする運動を取り上げ、小学校の教育の一環として行われているが、リサイクル業者は迷惑していることなどを報道。ネット上では賛同の声が多く、「ペットボトルキャップとかベルマークも無駄だったよな」などのコメントが



正直、今更、、、という話ではありますが。そして、いいことが見方によっては変わる事がかかれています。

戦争ってのは、正義と正義のぶつかりあいで起こるものだったりします。テロリストとかも基本的にみんな「いいこと」をしてると思っていたりして、ISのテロリストも邪教に洗脳されてる人たちをテロで目を覚まさせるという目的があったり、自分が信じる社会にとって「いいこと」をしようとしてるわけです。先日の相模原の障害者殺傷事件の容疑者も社会にとって「障害者を減らすことはいいこと」と信じ込んでいたようです。



ひろゆき氏いわく、「いいことをしてると思っているバカが社会を悪くする」とのこと。これは「バカ」というのがキーワードですね。何も知らずに、それが「いいこと」だと思っていたら実は違うという事があることです。


その「いいこと」が悪い結果につながった事例が説明されています。

似たところだと、アメリカの国立公園で観光客が、バイソンの赤ちゃんが「寒がってそう」という理由で勝手に車に乗せたことがありました。その場にいた別の人は、バイソンは人の手が加わった赤ちゃんを群れには戻さない習性があるので「車から降ろさないと大変なことになる」と忠告したものの、耳を貸さず車に乗せるのは有益なことだと思い込んでいたらしいのですね。最終的に公園関係者がバイソンの赤ちゃんを群れに戻そうとしたんですが、母親が育児放棄して死んでしまったそうです。頭の悪い人たちが「いいこと」をしようとして、赤ちゃんバイソンは死ぬことになったのですね。



プルタブも、今、これだけ話題になっているのであれば、さっさと辞めるべきですよね。だって、迷惑な訳でしょうから。こういった動きの悪さが日本の悪い部分だと思いますね。