VMware環境を操作するにあたり、色んなブラウザの環境で利用することがありますが、どのブラウザが一番使いやすいのかというと、すごく判断が難しいところがあります。
これだけ多くの企業がVMwareを使っているのだから、推奨ブラウザがあってもいいものだと思いますが、今、企業でよく使われているブラウザだと何かしらの問題が発生することがあります。
そして、最新のGoogleChrome、FireFoxでvCenter Web Clientに接続する場合に、仮想マシンコンソールがうまく起動しないことがあります。
この件に関する情報が以下のKBで提供されています。
vSphere 5.x 環境で、スタンドアロンの VMware Remote Console (VMRC) をダウンロードしてインストールする方法 (2092065)
内容としては、
このたび Google Chrome において Netscape Plug-in API (NPAPI) のサポートが非推奨となったため、Chrome ブラウザを最新バージョンにアップデートすると、vSphere Client 統合プラグインで提供している仮想マシンコンソールが機能しなくなる可能性があります。
Google Chromeで、NPAPIのサポートが非推奨になったので、仮想マシンコンソールが利用できないというものです。これは、FireFoxも同様で、操作項目がグレーアウトされてしまいます。
これを対応する方法としては、NPAPI が非推奨となったことに伴い、VMware は VMware Remote Console (VMRC) を導入する必要があります。
また、このツール自体も、ある程度の権限が必要になるので、意外と使いにくい印象があります。
そもそも、vSphere Clientをスタンダードにすれば、ブラウザの問題がなくなるのではと思う今日この頃です。