vCenter Server 5.5U2以上の環境で、仮想マシンバージョンを10にすると、vsphere Clientで一部操作ができなくなる事があります。
その一つが、vsphere Clientで仮想マシンバージョン10の仮想マシンに対して、CD/DVD操作をしようとすると、サポート外と表示され、操作できない事があります。
その為、運用などで一部操作ができないので、困ることがあります。
そして、そういった環境で利用できるツールが「VMRC」です。
>>vSphere 5.x 環境で、スタンドアロンの VMware Remote Console (VMRC) をダウンロードしてインストールする方法 (2092065)
このたび Google Chrome において Netscape Plug-in API (NPAPI) のサポートが非推奨となったため、Chrome ブラウザを最新バージョンにアップデートすると、vSphere Client 統合プラグインで提供している仮想マシンコンソールが機能しなくなる可能性があります。
Google Chromeに限らず、IEも同様に統合プラグインが完全に機能しない場合があるので、その場合は、VMRCが利用できます。
VMRCのダウンロード先はこちらです。
>>Download VMware Remote Console
また、VMRCは64bitのOSにしかインストールできないので、インストールする環境においては、注意が必要です。
>>IE11でvSphereWebClient統合プラグインが機能せずDVDイメージが接続にならない
環境で64bitでVMRCを利用できない場合は、ブラウザのバージョンを下げるか、IE11の場合は、エンタープライズモードを活用する事で対処できます。
これを有効にする事で、対象のURLに対しては互換性が効いて操作できるようになります。
IE11で仮想マシンコンソールが起動しない場合は、ローカルイメージがマウントできない場合に利用します。