米マクドナルドが「無添加」のバーガーを目指す理由 日本のマックは?必要最低限の範囲で使用とのことですが、気になるなら控えたほうがいいですね。
米ファストフードチェーン大手マクドナルドは先ごろ、提供する「クラシックバーガー」7種類について、食品添加物の使用を中止すると発表した。ビーフパティ、バンズ、チーズ、ビッグマック・スペシャルソースをより健康的なものにするため、人工の調味料や保存料、着色料などを使用しないことにする。
バンズについては、カビが生えるのを防ぐ目的で使われている保存料のプロピオン酸カルシウムの使用をやめる。過去の研究では、この保存料が子供の行動に悪影響を及ぼしている可能性が指摘されている。
「Journal of Pediatrics and Child Health(ジャーナル・オブ・ペディアトリクス・アンド・チャイルド・ヘルス)」に発表された論文によると、プロピオン酸カルシウムは子供の「易刺激性、情動不安、不注意、睡眠障害を引き起こす可能性がある」という。
また、マクドナルドは保存料のソルビン酸の使用もやめる。チーズのカビの発生を防ぐ効果があるソルビン酸は、ラットやマウス、イヌを使った研究で「ほぼ毒性がない」ことや、発がん性もないことが確認されている。ただし、米国立医学図書館の有害物質データバンクによれば、化粧品に含まれるソルビン酸にアレルギー反応を起こす人もいるという。
ビッグマック・スペシャルソースには、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、エデト酸カルシウム二ナトリウムなど、いくつかの保存料が使用されてきたが、今後はこれらの使用も中止する。ソルビン酸カリウムは、ソルビン酸と水酸化カリウムから作られるもので、カビの発生や増殖を抑える効果がある。欧州食品安全機関(EFSA)はこの防腐剤の1日許容摂取量を体重1kg当たり3mgとしている。ただし、一方でソルビン酸カリウムは、発育上の問題や生殖機能上の問題との関連性に疑問が持たれている。
安息香酸ナトリウムは細菌などの繁殖を防ぐために使用されるが、アスコルビン酸(ビタミンC)と組み合わさると化学反応を起こし、発がん性のあるベンゼンを生成する可能性があることが分かっている。また、エデト酸カルシウム二ナトリウムは米食品医薬品局(FDA)によって、使用量に制限が設けられている。
「引用元」
米マクドナルドが「無添加」のバーガーを目指す理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
なんとなく日本が遅れている気がしますね・・・。
添加物・保存料は安心・安全なものを使っていますか?
食品衛生法で使用が認められている食品添加物を製品と原材料の品質とおいしさを保つことを目的に必要最低限の範囲で使用しています。ちなみにビーフには、保存料など食品添加物は一切使用していません。
「引用元」