よろづやアンテナ

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映画 この子は邪悪 ネタバレ レビュー 仮面の妹、別人のお母さんの謎が分かった時の衝撃

 

映画 この子は邪悪 ネタバレ レビューです。休みということで、いつも通り、見たことがない作品を楽しんでいます。

 

ちょうど、youtubeでネット広告ででていて気になっていた作品を視聴しました。

 

そして、タイトルはもしかしてラストの???と思いました。

 

まずは概要です。こちらからの抜粋です。

 

解説
志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「もみの家」の南沙良が主演を務めたサスペンス。

心理療法室の院長・窪司朗の娘である花。かつて一家は交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り、母は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負い、花も心に深い傷を抱えることとなった。そんな花はある時、母親が心神喪失状態で、その原因を探っているという高校生・四井純と出会い、次第に心を通わせていく。そんなある日、花の母が5年ぶりに目を覚まし、司朗が家に連れて帰ってくる。司朗は久々の家族団らんを喜ぶが、花は母にどこか違和感を抱き……。

花と親しくなる純を「なにわ男子」の大西流星、花の両親を「映画 極主夫道」の玉木宏と「マチネの終わりに」の桜井ユキが演じる。オリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」準グランプリ作品の映画化。「町田くんの世界」などの脚本家・片岡翔が監督・脚本を手がけた。

2022年製作/100分/PG12/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ

オフィシャルサイト

 

 

レビューの抜粋です。

 

「原作モノの映画が多い日本で、このようなオリジナル作品が製作されることの意義は大きい。タイトルから伝わるニュアンスどおり、冒頭から何やら不穏な空気が張り詰める本作。善良な医師と彼が診療を行う古びたクリニック、そこで飼われている無数のウサギ、家族、仮面の少女、気がつくと耳の奥深くへ染み渡ってくる鈴の音色・・・これら作り込まれた独特の世界観が胸を絶えずザワつかせ、一体どこに連れて行かれるのかわからないまま、怪しさにじわじわと浸食される自分がいた。すべての原因を作り出す(ネタバレになるので詳述はしないが)側の演技力もさることながら、劇中でそれを受ける側のリアクションも決して単調に陥ることなく、透明感の中に一筋の意志を秘めた目線で、観客の心をしっかり寄り添わせる。ちなみに個人的に、後半の展開を受けて自ずと「あの映画」のことを思い出したのだが、なんらかの影響やインスピレーションを受けているのだろうか。」

 

「冒頭の不気味な人物らが意味不明で、当初は「よく分からないホラー映画なのかな?」と若干不安を覚えました。
ただ、本作は、オリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」準グランプリ作品の映画化で、この賞を受賞した作品はクオリティーが確保されたものが多い印象です。
そのため、「きっと何か光るものがあるはず」と信じて見続けましたが、正解だったようです。
徐々に「謎解きサスペンス映画」の様相になっていき、キチンと納得できる出口が用意されている点で、本作はサスペンス映画として十分な独自性がありました。
南沙良大西流星玉木宏らの演技も良く、世界感を上手く構築していました。
評価は★3.5か★4で悩みましたが、「監督」としては実質的にデビュー作のような状況なので期待を込めて★4に。
「ホラー映画」のような作品を、説得力を持ち合わせた「謎解きサスペンス映画」にするのは難易度が高いですが、工夫の仕方で巧く作れることを示せたのが本作の功績でしょう。」

 

まず、最初から雰囲気がよくて飲み込まれました。

 

さらに、仮面をかぶった妹、そして、別人のようなお母さん。

 

真相を探っていると事故で妹がなくなっていて、お母さんも植物状態

 

そして、彼らの家に興味が出た男の子が母親が反応しない状態。

 

それらの謎が後半に明らかになるのですが、これがすごく怖いのです・・・。

 

ネタバレになりますので、、、

 

なんと魂交換をしていました。

 

つまり、違和感のある家族は本物の魂、そして、器が替わっただけという設定です。

 

何が怖いかというと、、、うさぎと交換していることです。

 

ただ、虐待する親をおとなしくするために、動物と入れ替えて、そのうさぎを飼っていたというものです。ありえないですが、人間の感情でうさぎにされるのって想像絶しますが。。。ある意味ホラー色もあって個人的には楽しめました。

 

この子は邪悪