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”即戦力になるような人材なんて存在しない。 だから育てるんだ。”の嘘と真実

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私が尊敬する偉人の一人が、スティーブ・ジョブズですが、これまでに色んな功績をあげ、数々の名言を残したことで有名ですよね。


例えば、こちらの言葉。

”夢を実現できるか否かは、
途中で諦めるかどうかにかかっています。
必要なのは強い情熱なんです。”



例えば、私はブロガーとして成功したいと日々、考えていますが、簡単に成功できないという事を痛感させられる日々を送っています。プロブロガーとして成功している人は、やはり、通常では考えられないくらい、センスがあったり、努力をしていると思います。

 
圧倒的な簡単にまねできない努力をしているからこそ、夢を実現できると思います。中途半端な気持ちでブロガーをスタートしている人は、中々結果もでず、途中で更新を止めてしまっている人も多いと思います。ジョブズの言葉通り、成功する為に必要なのは、あきらめない事、そしてそれを実現するには強い情熱が必要になると思います。


そして、もう一つ有名な言葉があります。

”我々は、十年をかけ、クリエイティブな人材と、
テクニカルな人材を育ててきた。
外部から気軽に調達できるもんじゃないんだ。
即戦力になるような人材なんて存在しない。
だから育てるんだ”


これ、よく「即戦力になるような人材なんて存在しない。」という部分だけ切り出されていますが、それだとこの言葉の意味って本当に伝わらないような気がしました。


私の仕事はシステムエンジニアですが、この業界はよく派遣の人材が使われる事が多いです。そして、この仕事は最近は人間性も重要と言われてきましたが、それまでは技術力が重要という時代もありました。


今も仕事をしていて感じる事ですが、やはり、技術力がないとこの仕事を続ける事は難しいです。私の周りも、この業界に飛び込んできて、すぐに辞めていった人がたくさんいます。
 


逆に、私も不得意分野だと、中々結果やアウトプットが出せないという状況になることもあります。逆に、得意分野だったり、経験がある仕事だと、すぐに結果やアウトプットが出せる場合もあります。


そして、以前ある経験をしたのですが、ある大型プロジェクトを最初、スキルが低い、経験の浅いメンバーでまわしていました。当然のことながら、仕事のクオリティに指摘をもらったり、色んなトラブルが発生しました。


その後、メンバーがまるまる入れ替わったのですが、その入れ替わったメンバーがスキルが高く、なんと、想定していた工数の半分以下で、プロジェクトを終えることができました。しかも、トラブルも少ない。


これほど人によって結果が変わるのかとびっくりしたことがあります。この業界って、スキルが高い人がたらいまわしにされることがありますが、この業界、特に私の仕事であるインフラエンジニアは、即戦力は存在すると思います。


逆に、ジョブズの言葉にある、即戦力が存在しないというのは、自分たちが手掛けている仕事に対しての品質を上げ続けた事に対しての言葉だと思います。それだけ長い期間をかけて人材を育てているからこそ、外から人を入れて同じクオリティの仕事がすぐにできない、即戦力がいないという意味であれば納得できます。


仕事において、「品質=コスト」になることがあります。その為、品質を高める為には、人材に対して様々な投資が必要です。その投資の結果が、品質となって表れてくると思います。


逆に、コストをかけられないような仕事は、なるべく誰でもできるように仕組みをシンプルにしています。例えば、ファミリーレストランなどもそうですよね。ファミリーレストランで10年調理を経験しても、美味しい料理が作れるようになるわけではないのと同様の理論です。ファミリーレストランは、たった数日で仕事ができるようにする為に、マニュアル化、シンプル化を意識していますからね。


と、即戦力が通用する仕事、しない仕事というものが存在すると思います。逆に、IT業界は経験がものをいいますから、仕事のクオリティを高めるのは自分自身だと思います。
 

だからこそ、ルーチンワークのような仕事をしていると、その仕事においては完璧にこなすことができても、違う仕事になった時に、全然、対応ができなくなるという事態にもなります。


その為、自分がどういった仕事をするかで、職を失った時、転職をした時に対応できるかどうかがかかってくると思います。また、自分自身が仕事に対して情熱を持てるかどうかも大切ですね。


ちなみに、IT業界はやはり一から育てるよりも、経験者を入れた方が圧倒的に結果が出せると思います。特に少子高齢化でエンジニアの人材自体の平均年齢も上がり、なんと40代になるそうです。


これから時代は変わり続け、働き方自体も変わってくると感じますね。 


また、ここで一つ語弊がないようにしたいのは、人を育てる事は大切という事ですね。強いては人だけではなく、組織を育ているのも大切です。即戦力ばかりにこだわると、このチーム力が欠落することもあります。仕事はチーム力とジョブズも言っていますが、いい仕事をするにはチーム力、結束力は必要不可欠だと思います。これが欠落している組織は、ブラック化するおそれがあるので注意が必要です。


その為、外にいるかもしれない青い鳥を探し続けるのではなく、しっかりと内部を育てていくことが、会社、組織を強くする秘訣になるかと思います。