ITよろづや

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低いレベルの人間を集めて仕事をしても大きな成果は出せない

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仕事で大きな成果を出す為に必要な事は、いい人材を集める事です。


実際、多くの企業は人材を探して四苦八苦している事と思います。私は派遣会社に所属していますが、人材確保の為に、高額の広告を打ち出したり、人材の奪い合いは激化していると言えます。


そして、人材不足の企業が大きく勘違いしている事の一つが、外にはいい人材がいて運悪く引き当てられていないだけだと考えている事です。


その結果、いい人材を探しつつ、社内レベルは現状維持というケースがあるのです。そして、組織を変えてくれるようないい人材を待っているのです。これでは成果を出すのは難しい事が分かると思います。


社内にいる人材を育てようとしない

企業はこぞって人材教育をしますが、それは新人に対してという事が多いです。確かに、新人の場合、経験が少ないので、教育をすることで市場価値は高まると言うのは一理あります。


しかし、新人を教育するのは時間とコストがかかるうえ、教育カリキュラムが即、現場で効果的かというと微妙な場合が多いです。


これまで様々なIT関連の派遣会社に所属しましたが、新人教育にCCNAを取得させると言ったことはよくあります。実際に、ネットワークエンジニアは需要があるし、ネットワークを理解させる上でCCNAは有効であるとは思います。


しかし、実際にCCNAが現場で使えるかというと、残念ながらNOです。


私は、約1年の間に、CCNALPIC Level 1,2、CCNPを取得しました。しかし、その一年間の間に実際に携わった業務は、モデム交換作業、クライアントPCの展開作業など、CCNAとは全く関係のない業務ばかりでした。


しかも、CCNA取得後も、無線LANの設計・構築に携わった為、結局3年近くCCNACCNPとは関係のない業務をしていました。つまり、教育カリキュラムと実務が一致するという事は業務内容によるのです。


個人的な意見ですが、社内にお金を生まない新人を置いて教育をするという事は、企業のコストを増やしているだけという事を理解しておく必要があります。


その為、環境的に可能であれば、ある程度の教育カリキュラムを経過したら、レベルの低い仕事から経験させる事が大事です。実際、私も入社して2週間で現場に入りました。当時は、業界未経験でしたが、高いスキルが不要であった為、それほど問題なく仕事を憶えていきました。


むしろ新人をレベルアップさせる為に、ある程度の負荷をかけていく事を考えておいたほうがいいです。


そして、本当に教育が必要なのは新人よりも2年目以降のスキルが伸び悩んでいる人たちです。


多くの組織では、スキルアップは個々の問題だととらえて、仕事の仕方を教えない上司や先輩がいます。その場合、伸びる人材とそうでない人材ははっきりと分かれていきます。


仕事環境によっては、5年勤めても市場価値が全くない人材を作る事もありうるので、先輩や上司の人材を見る目はこれまで以上に大切になっていきます。


伸びそうな人材はスキル(人間性)の高い人と仕事をさせる

これは私の持論ですが、将来有望な人材は、スキルの高い人と一緒に仕事をさせる事で、急成長する事があります。


実際、私は頭がいい方ではありませんでしたが、派遣先で仕事を一緒にする方が、スキルが高く、人間性もよかったので、仕事だけでなく、人間的にも成長する事ができました。


今の時代、技術だけあればいいという事はなくなってきていて、現に、人間性に問題のある上司や先輩は組織において問題視されています。


とはいえ、仕事において成果を出すことは最優先されがちなので、組織においては、人間性よりもスキルを重視してしまう傾向があります。その場合、部下や後輩が常に愚痴を言っていたり、「一緒に仕事をしたくない」と組織としては崩壊している状態になります。


そういった組織は、いずれ有能な人から辞めていきます。なぜなら、スキルがある人は、今の会社に依存する必要がないからです。


仕事をしていく上で、スキルはとても重要です。そして、それ以上に重要なのは人間性です。逆に言えば、スキルが低い新人の頃でも、人間性がよければ、仕事での評価ももらえるようになります。実際、私もIT業界に入って、最初の2年くらいは、スキルというよりも、人間性を見てもらったという自負があります。


これは私のこれまでの様々な経験の中での考えですが、スキルはあくまでオプションに過ぎないと思っています。その人の本質の価値は、人間性であると思います。


スキルは経験によって変わります。しかし、その人間性が高い人は、信頼を生みます。スキルはたまたま、その人が経験した事にしか他ならないと思います。


以前の現場で出会ったプロ意識の高いエンジニアが言っていたのですが、その人も同様に尊敬できる人に出会ったとの事。そして、その人は「人間レベルの高い人は、どんな仕事をしても結果を出せる」と言っていたそうです。


100%すべての仕事において結果を出せると言いませんが、努力を惜しまない人は、何をやっても成果を出すまで努力し続けるので、時間はかかっても結果をだせると、私も思います。


人間性を育てるという事

長々と書きましたが、タイトルにあるレベルの低い人とは、決してスキルが低い人を指している訳ではありません。


仕事に対して、以下のような意識、態度で取り組んでいる人です。

・プロ意識がない
・成長する気がない(現状維持)
・困っている仲間を助ける事ができない
・見返りを求めず人に与える事ができない
・モチベーションが低い
・素直に人の意見を聞けない
 

世の中において、スキルを重視される傾向があります。確かに、短期的な成果であれば、それでもかまいません。しかし、長期的に成果をだす為には、スキルだけでは不十分です。


人を育てるという考えの中で、スキルがベースであってはなりません。人間性がベースであるべきです。人間性ができた人であれば、日々、業務に真剣に取り組み、周りの信頼も得、長期的に成果を上げ続けてくれます。


そして、人間性の高い人は、周りにもいい影響を与えるので、リバレッジが効いて、予想以上の成果がでることは間違いありません。


人材教育に悩んでいる人は、まずは、どういった人材が組織をよくしていくのかを真剣に考えた方がいいですね。上司や先輩がぶれていると、その下もぶれていくという事は往々にしてあるので。。。
 

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