よろづやアンテナ

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仕事において時間がないは言い訳になる。リソース不足はトラブル要因になる

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ビジネスをしているとこんな言葉をよく耳にします。


「時間がないは言い訳にならない」


これ当てはまる場合と、そうではない場合があるので、使い方は注意が必要です。


例えば、私は副業としてブロガーをしています。お陰様で多い時は月額10万円を超える事ができ、順調にブログも成長しています。


そして、私自身がブログ運営を楽しんでいる事もあって、まわりの同僚などにもブログを勧めています。


すると、多くの場合、「時間がなくてできない」という回答があります。


これこそが、時間がないという言い訳になると思っています。なぜなら、私が勧めている同僚は、独身の場合が多く、確実に私よりも時間があるはずです。


それなのに、時間がないというのは、単なる言い訳に過ぎません。


時間があるのに、それに充てられないというだけの話なのです。もしくは、無駄な時間の使い方をしているとか。


例えば、土日は大好きなゲームをしているので、副業に充てる時間がないとか。。。


また、ある程度の収入が増えれば、ブログの更新をアウトソースする事も可能ですよね。実際に稼ぎまくっているブロガーはブログの更新をアウトソースしたり、従業員を雇って更新させたりしている場合もあります。


実際にその人がブロガー以外の収入がある場合は、そういったやり方もアリだと思います。これが時間を有効活用しているという事につながります。


こういった時間を活用する事をしていない人に言えるのが、「時間がないが言い訳」という考えにあてはまります。


しかし、本業においては別です。


これまでシステムエンジニアとして色々な環境で仕事をしてきました。組織としてうまくいっている場合は、自分の仕事に満足する事もできましたし、逆に組織として崩壊している場合は、いくら頑張ってもいい結果がでない場合があります。


例えば、それが時間やリソース不足なのです。


私はインフラエンジニアをしていますが、インフラエンジニアはしっかりとした準備をしておけば、ある程度のトラブルは回避できます。


私がこれまで多くのトラブルを回避できたのも、時間を与えられた事です。


逆に、リソースや時間の考慮をしないダメ上司がいる場合、平気で「時間がないのは言い訳にならない」なんて言葉を使ってきます。


しかし、実際は時間がないは確実に言い訳になるどころか、正論だと思います。


例えば、通常2人でやる仕事を1人にやらせたら、間違いなく時間が足りません。そんな環境で仕事をやらせておきながら、仕事に遅延が起きると「何で仕事が遅延しているの?」と平気で突っ込んでくる事があります。


仕事の品質を上げるには、リソースも必要だし、時間もかかります。その分、コストがかかるのです。この当たり前の事を無視して、リソースや時間がないにも関わらず、高い要求をしてくるのは間違えているのです。


そして、そういった無茶ぶりばかりしていると、いつか組織は崩壊してしまうでしょう。


例えば、そういった考え方の一つが、すき家ワタミの過酷な労働状況を生んだ要因でしょう。いつも思いますが、ギリギリのリソースで仕事を続ける事は、何か問題が発生した場合に、対処できない事があります。


企業はコストを下げる為に、リソースを減らそうとしますが、その結果、品質が起きたり、人の入れ替わりが激しくなります。


人の入れ替わりが激しい職場は、既存メンバーなどに引継ぎなどの労力を取られてしまい、結果、負担を増やす事になります。


そういった引継ぎや教育の時間を全く考えないのも、ブラック組織の特徴かもしれません。


会社で「時間がないは言い訳にならない」なんて平気で言っている上司や先輩がいたら、ちょっと考え物だと思います。


仮に、部下や後輩が非効率なやり方で時間を使っているのであれば、それを適切なアドバイスで修正してあげる事が大切です。


組織は、突き放すものではなく、お互いに助け合うものだと思っています。


その意識がない時点で、組織崩壊が始まっていると言ってもいいかもしれませんね。

 

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