最近、仕事の本質を教わったメンターと派遣社員のメリットについて話ました。
私はメンターに出会うまで、「派遣社員である事=負け組」と思い込んでいました。 また、最初の派遣会社で派遣先のお客様は神様的な教育を受けていたので、それまでは派遣先の正社員にいい顔(本来の自分の隠して)をして仕事をしていました。
しかし、これが誤りである事を教えてもらいました。仕事において正しい仕事をする為には、KY(空気を読めない)ではなく、KT(空気を作る)になる必要があります。私の最近の大きな気づきは、派遣であろうがなんだろうが、空気を作れる人間は現場を制することができるようになります。
ただし、勘違いしてはならないのは、空気を作る為にはそれなりの実績が必要であるという事です。仕事もまともにできないのに、口だけしっかりしていても、KYになるだけです。KTになる為には、能力が高い事が前提になります。
私が考える派遣社員の究極は、このKTになる事です。お客からこんな事言われたら成功です。
「この人以外はいらない」
「契約更新が面倒だから、契約期間を延ばしたい」
「よくやってくれているから、契約単価を上げる」
「社員にならない?」
実は、この言葉の中で注意すべき点が一つだけあります。それは、「社員に誘われる事」です。
通常、「派遣社員<正社員」という図式で考える人が多い為、派遣先で正社員に誘われたらプラスに考える人がいるかもしれません。でも、少し冷静に考えた方がいい場合があるのです。
【ケース1 転職後に給料が下がる】
これ結構あるケースですが、転職したら給料が下がる場合があります。これはある程度仕事ができる派遣社員にありがちで、転職後に年収が下がる事があるのです。
以前も私の派遣先の社員の方が、転職して給料が下がったと言っていました。この場合、モチベーションが下がるので、絶対にお勧めしません。必ずしも正社員になったらから、給料があがるわけではないので、注意が必要です。
そして、給料については、同じプロジェクトに参加している話しやすい人から、こっそり本音を聞いておくことが大切です。あなたを誘おうとしている人は、いい話で転職を誘ってくるので、なるべく変な話はしないようにする為です。
このブログでは、経済的自由をテーマに書いています。その為には稼ぐ事が必須条件です。待遇が悪くなれば、それだけ目標への到達期間が遅くなってしまいます。
【ケース2 キャリアアップの天井】
あなたが誘われた会社はキャリアアップを望める会社であるかどうか。例えば、大手企業のグループ会社だと給料が低いケースがあります。ITで言うと、運用・保守をメインにしているような会社です。
この場合、基本給も安いですが、昇給やキャリアアップも難しい場合があります。つまり、入った時点で給与の天井に近い場合があるのです。新入社員で言えば、多少は上がりますが、中途だとそれなりの給与で転職する事になりますので、入社して4年間給与が変わらないという事もよくあります。
また、私の考えでは、こういったケースだと派遣会社に所属し続ける方が得策です。なぜなら、派遣で働いてると、これから先も様々な企業に常駐する機会があるので、より環境のいい会社からのオファーはいくらでももらえるからです。
こういった時こそ、「急がば回れ」を忘れずに、慎重に選択するようにしましょう。
ちなみに、東京であればフリーランスという選択肢もあります。
私の知り合いでフリーランスで働く人が何人かいますが、稼ぎ方が半端ないです。例えば、ある人は、私の給料の1.5倍稼いでいて、ある月は100万円を超えていました。
残業もそれなりにしたからという理由もありますが、話を聞いていると、一般的な派遣社員よりも1.5~2倍くらい稼いでいる感覚ですね。
ただし、フリーランスは稼げる代わりに、確定申告などは自分で行う必要がありますし、保険なども会社と違う点は考慮しておく必要があります。
さらに、「仕事がない=給料がない」という状況になりますので、ある程度、腕に自信がある方が選択する働き方だと思います。
また別のフリーランスで稼いでいる方は、そういった休みを逆手によって、長期休暇として休んでいるという人もいました。普段荒稼ぎしているからこそ、できる考え方ですよね。
ただ、多くの場合は、腕に自信がない。。。という人ではないかと思いますので、そういった人は会社に雇われている方が精神的に楽だと思います。
私もそれほど、技術に自信がないので、会社に雇われている方が、仕事をしやすいですね。
という事で、一番重要なのは、自分に合った仕事スタイルを選ぶことだと思います。そして、正社員になれるからと、安易に転職してしまうと、給料が下がるケースがあるので、注意が必要です。
特に、子供がいる場合は家族を養っていかなければならないので、給与額はとても大事ですよね。
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