よろづやアンテナ

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『子供を殺してください』という親たち1巻 統合失調症、アルコール依存症の息子など

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以前、病気の子供を殺した両親のニュースを見て衝撃を受けましたが、子供が病気を理由に親を苦しめ続けたことが要因でした。人は精神的に限界がくると命を奪ったり、自ら命を絶とうとします。


これはとてもつらい事ですが、周りのサポートがなかったりすると、人は壊れてしまいます。特に人はそれほどメンタルが強いわけではないですし、辛いことが続くと心が折れてしまいます。


そして、「子供を殺してください」という親たちの実話、鈴木マサカズの新作1巻がかなりの衝撃的な内容だそうです。


元記事はこちら。

「子供を殺してください」という親たちの実話、鈴木マサカズの新作1巻


記事によると、押川剛が原作、鈴木マサカズがマンガを手がける「『子供を殺してください』という親たち」の1巻が、本日8月9日に発売されたとのこと。

原作者の押川は、精神科医療とのつながりを必要としながら適切な対応が取られていない人を説得し、医療につなげる活動を行うトキワ精神保健事務所の所長。そんな彼による同名のノンフィクションでは、心を病んだ子供と親についての壮絶な事例が多数紹介されている。マンガの1巻に登場したのは、プレッシャーに押し潰され統合失調症になったエリート一家の息子、親に刃物を向けるアルコール依存症の男、母親を奴隷扱いし、ゴミ屋敷に住む娘。その闇と病理に押川が迫っていく様が描かれた。


そして、その書籍がこちら。


内容紹介
家族や周囲の教育圧力に潰れたエリートの息子、
酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘…。
現代社会の裏側に潜む家族の闇と病理を抉り、その先に光を当てる――!! 
様々なメディアで取り上げられた押川剛氏の衝撃のノンフィクションを鬼才・鈴木マサカズ氏の力で完全漫画化! 
出版社からのコメント
新潮文庫で話題を呼んだ押川剛氏による衝撃の同書を、鬼才鈴木マサカズ氏が完全漫画化! 
実際に現場にも足を運び、その壮絶な有様を見たからこそ描ける描写が随所に!!各メディア掲載の衝撃作、ぜひご覧ください! ! 


そして、参考になるレビューの抜粋です。


帯をみて気になり購入しました。
家族が同じ診断名を受けているからです。
内容がとてもリアルでショッキングでした。第1話から動物を飼っている人は辛い内容だと思います。内容を確認されてからの購入をお勧めします。

この巻に挙げられている人たちは、すでに容易に復帰などできないと思い知らされ、諦めるしかないような段階でした。だからこそ題材になるのでしょうね。

深く考えさせられ、心が辛く重くなりました。次巻を買うか分かりません。しばらく考えたいです。身内に1人この漫画のような症状の人がいるだけで、家族は破茶滅茶になると知っています。それと同じ現象がこの本を読んだ人にも少なからず及ぶのではないかと…軽い気持ちで読んでしまう人の心が心配になります。


とかなり内容がショッキングなので、見る見ないは、その人の判断になると思いますが、こうった現実があるということを知るにはいい書籍かもしれません。