今、オリンピックなどの費用の問題で日本は慌ただしい年末になっています。ただ、これから多少の景気の浮き沈みがあったとしても、継続的に日本もこれからヤバい状態は続きます。
その原因が、少子高齢化です。年々、日本経済は大変な状態になっていきます。
その中で、大きな問題になりうるのが「介護」の問題です。介護の悩みでとてもつらい思いをしている人が多くいます。その負担は想像以上のものです。
以前の職場でも、親の介護で辛すぎて自殺を考えた事があるという人もいました。実際に事件でニュースになっていたり、その負担は計り知れないものがあります。
そして、介護にかかるお金って最終的にでどれくらいかかるんだろう?と気になりませんか。ちょうど、その金額を算出したニュース記事があったので紹介します。
こちら。
親の介護は何年後に必要? 介護費用「一生涯で2000万円以上」
ちなみに、記事の冒頭にありますが、厚生労働省の調べによれば、2016年の平均寿命は男性が80.79歳、女性が87.05歳と、それぞれ過去最高を更新していて、、90歳まで生きる確率は男性で約25%、女性で約50%であり、まさに超高齢化社会となっています。
老後の期間は長くなったが、平均寿命とともに最近注目されているのが「健康寿命」だ。これは、介護を受けたり寝たきりになったりせず、日常生活を送れる期間のことで、男性は71.19歳、女性は74.21歳である。(参考:2015年度厚生労働科学研究補助金健康日21(第二次)の推進に関する研究)つまり、平均して男性で9.6年間、女性で12.8年間、介護状態になる可能性があるということだ。
父親が71歳、母親が74歳の時、自分は何歳になっているのか。一般的に、40~50歳代になると親の介護が必要になることが多いが、実際に計算してみると実感がわいてくるのではないだろうか。
なんと、40~50歳とのこと。私ももう少しでこの年齢幅に到達しそうです。ただ、父親は今年亡くなりました。孤独死でした。最近、会話が出てきていなかったのと、孫を見せてあげられなかったことが悔やまれます。。。ただ、もし、今子供を育てている状態で親の介護となると、ちょっと想像ができません。
ちなみに、記事ではその費用について説明されています。
介護状態になった場合、一時的に必要な初期費用がある。たとえば、住宅をバリアフリーへリフォームや、介護用ベッドや車椅子を購入などだ。そういった公的介護保険の範囲外の費用に対して、必要と考える金額を尋ねた調査結果は生命保険文化センター「2015年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、252万円と考えられている。
また、月々の費用は同様に16万8000円となっている介護の期間が、男性平均の9.6年間なら約1935万円、女性平均の12.8年間なら約2580万円が必要な計算だ。
高齢者向けの施設には様々な種類があり、介護度やサービス内容によって比較検討をする必要がある。地方公共団体や社会福祉法人などが運営している公共型施設の他に、民間が運営する施設もあり、それぞれに特徴が異なっている。
公共型は比較的費用が安く設定されていて、「特別養護老人ホーム」だと入居一時金は不要、月額利用料は部屋のタイプによって5~15万円だ。しかし、待機人数が多くなかなか入居できないのが問題となっている。
公共型施設には、介護型の「ケアハウス」もある。重度の要介護者には不向きだが、入居一時金は数十万程度、月額利用料は16~20万円が多い。
そして、記事にもありますが、介護については1人で抱え込まないことが重要とあります。簡単な問題ではないので、誰かに相談することで、いい方法が見つかるかもしれません。
また、これから介護をしないといけないとなると、分からない事がたくさんあって不安になると思います。
そんな方に、便利なサイトが”介護の相談”です。
>>“まずは相談”介護のいろいろ【介護の相談】無料お問い合わせサイト
「どんな方法があるの?」
「お金ってどのぐらいかかるの?」
と不安を抱えている人はたくさんいると思います。
以前、徴介護というキーワードが話題になりました。これは、徴兵制と一緒で、若い人に一定期間介護を強制させようというものです。
なぜなら、今、介護業界は人手不足で、さらに給料も安く、働き手が少ない業種です。にも関わらず、高齢者は増え続けると言う悪循環に陥っているのです。
だからこそ、 介護の分からない事を相談したい事が色々とあると思います。また、このサイトでは介護に関する豆知識が色々と書かれているので、これから介護を検討している方にはかなりオススメです。
例えば、こんな内容が説明されています。
これからの日本、介護は身に迫った負担となります。急に介護が必要になり慌てないように予備知識は集めておきましょう!