よろづやアンテナ

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育児と介護のダブルケアで負担する金額が毎月8万円。地獄の始まりかもしれない


現役で働いている人たちにとって、今の生活がすべてという人が多いと思いますが、両親が健在の場合、介護という問題が発生する可能性があります。


私も20代の頃はあまり考えていませんでしたが、30代になってから年齢というものを色々と意識するようになりました。実際に子供を持つ親になると、なるべく子供には世話にならないように頑張っていきたいと考えています。



そこで考えるのが、介護という問題。


私の父親の弟は、島根で母親と二人で住んでいましたが、数年前に亡くなり、今は一人暮らしをしています。


話を聞いていると、やっぱり世話が大変だったようで、私がおばあちゃんに最後に会った時は、痴呆で私の名前も覚えておらず、「誰ですか?」と言われてしまいました。父親はさすがに覚えていたようですが、やっぱり普段合わない人は、忘れてしまうのでしょうね。


そして、そういった状態ですから、普段の世話も大変だったようで、よく、夜中にウロウロと外に出た事もあるそうです。


島根の中でもかなり田舎で、場所は浜田という所なんですが、その中でもさらに、田舎に進み、夜中は灯りもほとどんないような所だったので、色々と心配だったのではないかと思います。


介護をする上で大変なのは、やっぱり時間を取られる事ではないでしょうか。元気であれば一番いいのですが、介護が必要な状態になると、誰かが面倒を見なければなりません。


共働きで仕事が忙しい場合などは、老人ホーム、もしくはヘルパーさんなどを検討する事になるのではないでしょうか。


専業主婦で、奥さんがケアすると言っても、介護ストレスも半端ないでしょうし、高齢化の日本においては、介護の問題は常につきまとう問題だと思います。


もし、仮に今から親の面倒を見ろと言われたら、色んな問題が発生します。例えば、私は両親とは違う県に住んでいるので、介護をしようと思ったら、引っ越しをしなければならないかもしれません。


そうなると、子供がようやく慣れていた幼稚園も離れなければなりません。また、お金の問題もあります。引っ越しは体力もお金も必要です。



そして、育児と介護のダブルケアで負担する金額が毎月8万円もかかるそうです。地獄の始まりかもしれないです。元ネタはこちら。

育児と介護のダブルケア、負担額は月8万1,848円 大切なのは「親や親族との事前の話し合い」


大学生以下の子どもを持つ親の6.5%がダブルケアの経験があり、金銭的な負担は1カ月あたり8万1,848円に達しているとのこと。8万円の負担って中々のものです。


そして、内閣府男女共同参画局が昨年公表した「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査」の結果によると、総務省の「就業構造基本調査(平成24年)」をもとにダブルケアを行う人の数を推計したところ25万3,000人となり、詳細をみると、育児をしている人の数は999万5,000人でそのうちの2.5%が、介護をしている人の数は557万4,000人でそのうちの4.5%がダブルケアだったとのこと。


子育てだけでも大変なのにダブルケアなんて想像つきません。


また、記事によるとダブルケアをしている人の平均年齢は男女ともに40歳前後が多く、平均年齢は育児のみの人より4歳から5歳ほど高く、介護のみの人よりも20歳ほど低かったそうで、就業状況は男性では93.2%、女性では48.6%が仕事をしながらダブルケアをしていたそうです。
 


40代ならまだ働き盛りだからいいですが、介護は逃げれないからだ徐々に疲弊していくのは間違いありません。子育てだって成長するに従いお金がかかります。


自身のダブルケアの状況を聞いたところ、現在もしくは過去にダブルケアを経験した人の割合は6.5%で、数年先に直面すると回答した人をあわせると13.5%に達した。ダブルケアの経験者に金銭的な負担を聞くと、毎月の平均負担額は8万1,848円だった。内訳は、「親の医療・介護関連費用(介護用品や移動費も含む)」が2万9,623円、「子どもの保育・教育関連費用(習い事や塾等も含む)」が3万3,087円、「その他」が1万9,138円だった。



ただ、8万円って意外と安いと思ったのは事実ですが、もっと介護はお金がかかるイメージがありました。


ただ、収入が少ない人からしたら8万円でもかなり大きいと思います。

また、ダブルケア経験者にダブルケアに備えてしておいたほうがよかったことを複数回答で聞くと、「親が元気なうちに介護について話し合う」が34.8%で最も多く、「子育て・介護に関する地域の支援制度を調べる」(31.9%)、「親族(両親や兄弟姉妹など)とダブルケアが起こった場合の負担・分担について話し合う」(31.2%)が続いた。

 


そして、ダブルケアを迎えるにあたり、親と介護について話し合うというものがありますが、お金についてはどう話あったらいいでしょうかね。


一番重要なのは、親族(両親や兄弟姉妹など)とダブルケアが起こった場合の負担・分担について話し合うではないでしょうか。

 少子高齢化の影響で、ダブルケアの問題に直面する人は増えている。ダブルケアは金銭的な負担も大きいことから、親が元気なうちにしっかり話し合っておく必要がありそうだ。

 

ダブルケアの辛さは金額的な負担だけでなく、精神的な負担の大きさもあるのではないかと思いますね。。。