よろづやアンテナ

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実際に飲酒運転で事故を起こした20代女性の人生に与える影響


飲酒運転、中々なくなりませんね。というよりも、地域によっては飲酒運転が当たり前に問題ないというところもあるそうです。実は、私が20代のころは当たり前に飲酒運転をしている人が多かったです。


例えば、仕事帰りにそのまま飲酒しながら帰るとかも普通でした。今、思えばすごい時代です。これが大きな事故につながる場合があります。


先日も、テレビで北海道砂川市一家5人死傷事故がニュース番組で取り上げられていました。この事故はあまりに悲惨な内容で、家庭を持っている人はすごく切なくなります。


事故の詳細はこちらを参照してください。

>>それでも死刑にならない! 幸せ5人家族を踏み潰した北海道「飲酒暴走のごろつき」(デイリー新潮)


以下は記事の抜粋ですが、この二人の若者の飲酒運転によって家族の幸せは失われたのです。

「この事故で、永桶さんと奥さん、長女の3人が死亡し、次女は両足と頭に大けがをして重体。車外に放り出された長男に至っては、BMWの後を走っていた古味のシボレーにひかれたうえ、1・5キロほど引きずられて亡くなったのです」



飲酒運転は自分は大丈夫と思っている人がいるかもしれませんが、いざ、起こしたら人生が台無しになる事を知っておいた方がいいです。さらに言えば、自分だけ事故するならまだしも、相手を巻き込んで人の命を奪う可能性もあるのです。


車は便利な乗り物ですが、使い方を間違えたら殺人の道具にもなるのです。その事を忘れた人が飲酒運転をしてしまうのです。ちなみに、この悲惨な事件の量刑が20年~25年くらいになるとありますが、これでいいのかという意見もあるくらいです。


そして、飲酒運転で単独で事故を起こした場合も、人生を台無しにする事があります。実際に飲酒運転で単独事故を起こした女性のインタビュー記事があります。

>>酒気帯び事故の20代女性が心境 甘い認識深く後悔 「記憶 一生残り続ける」


記事には、甘い気持ちで飲酒運転をし、単独事故を起こした女性の後悔と台無しになった人生が書かれています。

私の二の舞いにならないでほしい―。帯広市内の20代の女性は今年春、飲酒後の運転中に単独事故を起こし、酒気帯び運転容疑で逮捕された。女性は取材に対し、飲酒運転が半ば習慣化していたことを明かした。一歩間違えば命を失う可能性もあった事故と、その後の逮捕。記憶はまだ生々しく、後悔の日々が続いている。



この女性は、飲酒運転が習慣化していたとあります。先の事件の若者が住むエリアも、飲酒運転が当たり前だったそうです。そもそも、そういった環境もよくないと思いますが、地方の場合、代行サービスなども利用者が少なく、車がないと厳しい場合は、お客を呼び込む為に、飲酒運転を黙っているお店も多いそうです。

警察の取り調べでは当初、一緒に飲酒した友人に迷惑をかけないため、うそをついた。初めて過ごす留置場の48時間は「最悪だった」。番号で呼ばれ、閉鎖的な空間で寝ているところも監視される屈辱感。食事はのどを通らず、早く帰りたくて涙が出た。

留置場を出た後、運転免許は取り消された。楽しく、充実していた仕事は契約が更新されなかった。現在は商業施設で働いているが、店内に「飲酒運転はやめましょう」とアナウンスが流れる度に言葉が胸に突き刺さる。


飲酒運転で事故をすると免許停止になり、運転免許がないと仕事ができない人は、仕事を失う可能性もあります。この女性は、仕事の契約更新がなくなり、職を失っています。


この女性は運よく、単独事故で、さらに命も別状がなかった為、不幸中の幸いとも言えるのかもしれません。これが他の人を巻き込んでいたら、、、そして、自らもお怪我になっていたら、、、と考えると、飲酒運転は本当に怖い事だと分かると思います。


地方によってはまだまだ飲酒運転が当たり前に問題ない事になっているところもあるかもしれませんが、こういった事件などを他人事と思わずに、飲酒運転はとても危険なものであることを今一度考えておく必要がありそうですね。。。