私は広島生まれで、20代後半まで、ずっと広島に住み続けていました。
そして、IT業界に転職してから関東に移ってから、今に至るまで関東に住み続けています。一年半ほど、一度広島に戻った時期があります。
2005年から関東(厳密には千葉)に住んでいて、約10年近く関東に住んでいる事になります。
広島と関東に住んでみて、広島の魅力に気づく事ができたので、その魅力について紹介したいと思います。
★家賃、物価が安い
地方に住むメリットの一つは、家賃が安い事と、物価が安い事です。以前の記事でも書きましたが、広島の家賃は本当に安いです。
例えば、広島市内の中区(中心部)でも、場所によっては1Rで3万円ほどで借りれます。今、千葉の市川市に住んでいますが、駅近くだとやはり5万円くらいしてしまいます。都内だと場所にもよりますが、家賃相場は一気にあがってしまいます。
他にも、マンションも地方だとかなり安いです。全国に拠点を持つような大手企業だと、地方で働いても給料が一緒という事もあるので、その場合、地方に住んだ方がお得ですよね。
私が住んでいた千葉では、行徳という賃貸でも安いエリアでしたが、中古マンションが3000万円クラスでしたが、広島だと中心部でも1000万円台で買えると思います。
そして、物価が圧倒的に安いです。例えば、広島風お好み焼きを例に出すと、地元では650円くらいで肉玉そばを食べれますが、都内だと800円以上する事があります。
同様に、広島で定食だと600円くらいから食べれる事がありますが、こちらだと800円前後します。
やはり、土地価格が違うので、物価にも響いてきますよね。地方はお金がかからないのがメリットだと思います。また、地方でも中心部に住めば、交通機関も充実していますし、お店も多いので、意外と買い物や外食にも困りません。
★やっぱり広島風お好み焼きが美味しい
広島に住むメリットは、ローカルフードでしょう。私は広島に住んでいる頃、広島で有名なお好み焼き屋さんの「八昌」に週に3回は通っていました。それだけ通っても飽きないくらい美味しかったです。
都内の方が圧倒的にお店の数が多いので、都内の方が圧倒的に充実しています。その為、色んなものを食べたい場合は、都内の方が優れています。
ただ、広島風お好み焼きも都内で食べるより、広島で食べた方が美味しいです。その為、美味しい広島ならではのローカルフードを食べたいなら、広島がいいですね。
ちなみに、全然有名ではありませんが、個人的に大好きなお店がいくつもあり、広島に帰ったら必ず訪問する隠れた名店があります。
他にも広島牡蠣が有名で、牡蠣専門店もあるほどです。宮島では、宮島ならではの料理も楽しめるので、外から観光としても楽しめますし、他県の知人が来た時は、宮島を案内するようにしています。
★通勤の満員電車から解放される
広島に限りませんが、地方に住むメリットの一つは毎日の通勤で発生する満員電車から解放される事です。
私の場合、広島市中区に住んでいたので、職場まで自転車で10分で通えた事もあり、朝の8時まで寝ていても、余裕で仕事に間に合いました。
今は、朝の7時くらいに起きて、通勤に1時間かかっているので、毎日の通勤で合計2時間近く差がうまれます。
さらに、通勤場所にもよりますが、関東程、ひどい満員電車にはならないので、ストレスも軽減されます。先日も見ましたが、東京メトロ銀座線で、朝からサラリーマン二人が殴り合いをしていました。。。
関東のサラリーマンは常に様々なストレスを抱えているように見えるのは私だけでしょうか。
★様々な広島名物、宮島(厳島神社)、平和公園(原爆ドーム)、ちんちん電車
広島には様々な名物、観光スポットがあります。
修学で学生がよく訪問するのは、広島の原爆ドーム、平和公園ではないでしょうか。私も小さいころに訪問して、恐怖を感じた記憶があります。
普段は平和公園に行くことはないのですが、ブログで情報を提供したいと思い、大人になって初めて再訪したので、紹介します。
子供の時に訪問した時は、怖いイメージしかなかったのですが、大人になって訪問すると戦争の恐ろしさを痛感する事ができます。映像的にかなりショッキングな内容もあるので、戦争の恐ろしさを経験していない私たち世代にとっては、こういった施設はとても価値があるものだと思います。
他にも、宮島は観光スポットとして人気ですね。料理も美味しいですし、何より景色がきれいです。特に、秋はもみじの紅葉が見れるので、ちょっとした癒しスポットになります。
また、宮島も同様に、久しぶりに訪問したので、よかったら見てください♪雰囲気もよくて、食べ物も美味しくて、地元民ですが、意外と楽しめました。
特に牡蠣のグラタンは絶品なので、宮島に訪れたらオススメの牡蠣料理です。
後、広島ならではと言えば、路面電車(広電)です。これが意外と便利で、よく通勤に使っていました。
中心部までには、バスかこの路面電車を使うのが一般的です。ただ、終了時間が早いと言うデメリットもあります。以前、東京から帰省して、広島駅についたのが23:00を超えていたのですが、すでに路面電車が終っていたので、タクシーで実家まで行くことになりました。
★水の都ひろしま!水質がいいので髪もサラサラ
広島は水の都と表現されます。また広島市のサイトによると、水の都ひろしま構想なるものがあるそうです。
「水の都ひろしま」構想印刷用ページを表示する
水質がいいのは経験済みで、千葉から実家に帰省すると、気付いたら髪がサラサラになります。最初はシャンプーやコンディショナーの違いかと思っていたのですが、実家と同じものを使っても全然、サラサラになりませんでした。
つまり、広島の水質はかなりいいと言う事が、実体験として知る事ができました。水は、常に体に取り入れられるものですし、水質がいいという事は、生きていく上で大きなメリットだと思います。
また、千葉に在住している頃は、水質があまりに悪かったので、浄水器や浄水シャワーを活用していました。
特に浄水シャワーをつけないと、髪もすぐにボサボサになるし、肌も荒れやすくなるので、水質が悪いエリアに住んでいるという方は、浄水器は必須アイテムですね。
こういったものを気にしなくてもいい水質のいい広島は、水道水も大きなメリットの一つになるのではないかと思いますね。
★サラリーマンの憩いの場の飲み屋街(流川)
サラリーマンで飲むのが好きな人は、各地の飲み屋街に訪れる事が多いと思います。
広島の場合、中心部にある流川は、広島市最大の歓楽街で、居酒屋から飲み屋さんまでたくさんのお店が並びます。
結構前になりますが、規制が厳しくなりキャッチもいなくなり、外から来た人も安心して歩けるようになりました。
また、飲み代も新宿歌舞伎町ほど高くもないので、割とリーズナブルに飲めるのではないでしょうか。
ちなみにスナックだと、3000円飲み放題、時間無制限というお店もあり、サラリーマンにとって財布に優しい憩いの場になります。
広島に住むデメリットいくつか
広島はすべてに秀でている訳ではなく、他県に比べるとデメリットも存在します。例えば、空港が遠い事です。
例えば、東京に行く際には、新幹線と飛行機の選択肢がありますが、それぞれ、乗っている時間は飛行機の方が短いのですが、空港が遠いので、東京までの到着時間はそれほど変わらないのです。
例えば、福岡は福岡空港が博多駅から地下鉄で数駅なので、交通の便宜性は広島は弱いですね。また、インフラ(道路)の作りの問題か、車の渋滞も比較的多い気がします。
後、物価は東京と比較すると安いものの、全国的には安い方ではありません。その為、給料の割には生活コストがかかるイメージがあるかもしれません。特に、近所に激安スーパーがない場合は、意外と生活用品にかかるコストが高く感じます。
私の親はフジグランの近くに住んでいるので、買い物はフジになりますが、フジは比較的、価格が高いと思います。
【結論】
広島は、都会に住んでいる人からすると、やはり田舎に感じてしまうと思います。私も、久々に広島に戻ると、やはり田舎だなぁと感じます。
実際、広島には東京、関東にあるようなテーマパークもないですし、華やかさもありません。
ただ、地方はそのスローライフとしての価値が高いと思いますし、何より、年齢を重ねてくると地方のよさを感じる人が多いのではないでしょうか。
私も年齢的にそろそろ地元に戻って、ゆったり過ごしたいと感じるようになりました。また、地方だからと言って、生活に必要なものは普通に手に入りますし、今の時代、ネットを上手に活用すれば、欲しいものは大抵購入する事ができます。
地方から関東に移って、疲労感を感じている方は、地方に戻る選択肢も一つではないでしょうか。