VMware vSphere 無償版の最新バージョンは5.5になりますが、このバージョンからメモリの利用制限がなくなります。
中小企業で一台構成で利用している場合は、朗報ですね。これにより無償版でもより多くの仮想マシンを稼働させることができるようになります。
■バージョン5.0/5.1
メモリ制限:32GB(物理1サーバあたり)
■バージョン5.5
メモリ制限:なし
5.5のリリースノートは以下のリンクを参照してください。
>>VMware vSphere® 5.5 リリース ノート
また、実際にアップグレードする際の注意点、手順は以下の公式サイトから確認できます。
『vSphere のアップグレード』 について
そして、アップグレードする際には、仕様がいくつか変更されていますので、必ず変更情報をチェックするようにしましょう。例えば、古いハードを利用している場合は、ハード要件を満たしているか確認が必要です。他にも、
・vCenter Server 5.5 では、ホスト OS としての Windows Server 2003 はサポートされなくなりました。
※Windows Server 2008 SP1も含む。
・ESX/ESXi 4.x からのアップグレードを行う場合、ライセンスを再適用するまで、ESXi 5.5 ソフトウェアは 60 日間の評価モードに戻ります。ESXi の評価モードおよびライセンス モードについて を参照してください。ESXi 5.0.x または 5.1.x からのアップグレードの場合は、既存のライセンスが適用されます。
・各コンポーネントのアップグレード プロセスは、1 方向にしか実行できません。たとえば、vCenter Server 5.x へのアップグレード後に vCenter Server 4.x に戻ることはできません。バックアップおよび計画を行うことで、元のソフトウェア レコードをリストアできます。
注意すべき内容は、サイトに詳細に説明されているので、検証機器などがあれば事前に手順の確認を含め、実際にアップグレードしておくと安心ですね。
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