よろづやアンテナ

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日本の少子高齢化が抱える問題。社会保障給付費が20年前の倍以上!

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2020年東京オリンピック招致が決まって、経済が上向く事を期待していますが、今の沈没しかけている日本経済の立て直しはかなり根が深いのです。


そして、この日本の経済を立て直すのは、諸葛孔明の才能をもってしても難題な問題です。


以前の記事で、日本の人口ピラミッドの推移を紹介しました。


そして、現在は20年前に比べて、高齢者による現役世代の負担は倍に、そして、50年後にはその倍になるという想定がされています。


1990年:5人で1人 
2012年:2.4人で1人 
2060年:1.2人で1人  



例えば、1990年代。1人が平均30万円の手取りがあったとすると、高齢者の生活に20万円必要だとした場合、それぞれの出費は、4万円。


これが、2012年では、同様に平均30万円の手取りがあったとすると、高齢者の負担額が、約8万円。そして、2060年には、なんと、約20万円の出費!


この計算だと、自分の生活もできなないほど経済状態は悪化していると言えます。


想像を絶しますよね・・・・私も生活が厳しいので転職を繰り返してようやく少し余裕がある生活ができるようになりましたが、給料が少ない会社だと結婚が考えられないとか、共働きが必須とかなります。

 



以下は厚生労働省の発表している社会保障給付金の推移についてのグラフです。

>>厚生労働省 社会保障給付金の推移

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この数十年で圧倒的に増えている事が分かります。1960円辺りから増えだして、信じられないほどの金額に膨れ上がっています。


年金制度が崩壊する理由がわかりますよね。数字を見ていればもう完全に崩壊です。


ちなみに、2060円にはここから、単純計算で倍になる訳です。さらに、少子化によって現役世代から得る事ができる税金も減ります。これは想像を絶する状況に追い込まれている事が分かります。


実際に、年金制度が作られた時代に、これほど高齢者が長生きするとは想定できていなかったそうです。


高齢者が増えれば、必然的に、年金と医療、そして、生活保護などの社会保障に必要なお金が増えていくわけです。


現状の日本は、40万円の収入で、100万円の出費があります。


これを節約で40万円の出費にする事は現時点の政策では不可能です。しかも、この金額は将来、さらに増加することが見込まれているのです。さらに少子化がさらに状況を悪化させます。


簡単に言うと、将来的には、


収入が30万円になり、支出が140万円になる・・・そんな時代も訪れる可能性があります。


日本の将来はそれほど、危機に瀕しているのです。その為、国民一人一人が、これからの少子高齢化の対策について真剣に考える必要があるのです。。。


ただ、一つだけ理解しておいた方がいいのは、人は余裕があるからこそアクションが起こせるのであって、余裕がなくなったら、目の前の事で一杯になります。


そんな事言われても、今既に生活が苦しい!という人もいると思います。しかし、その中でも余裕をもって生活ができている人もいると思います。


余裕がない人でも、時間的な余裕があるのであれば、副業を始めるなどもいいでしょうし、余裕がある人はきちんと貯金をし、余ったお金で資産運用するなどの発想が必要になります。


ただ、今の状況を指をくわえて眺めているだけでは、状況は何も変わりません。もしかしたら、今がそういった将来に向けての準備ができるラストチャンスかもしれません。


これから先は、貧富の差が広がると言われています。本当にそうなれば、一部の人を除いて、生活すら困難になり、その結果、様々な犯罪が起こるなんて事も考えられます。


世界に目を向ければ、お金が不足すれば、どういった状況になるかは目に見えています。だからこそ、今のうちに、状況を打破する為の準備が必要なってきます。


少なくとも、自分自身は一緒にタイタニック号と沈没しないように、資産運用はしっかりと行っておきましょう!

 

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