映画 さかなのこ 視聴した感想です。都市伝説系のyoutuberがこれはおすすめということで紹介していて、ようやく視聴できました。
こちら
あらすじです。
魚類に関する豊富な知識でタレントや学者としても活躍するさかなクンの半生を、沖田修一監督がのんを主演に迎えて映画化。「横道世之介」でも組んだ沖田監督と前田司郎がともに脚本を手がけ、さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!」をもとに、フィクションを織り交ぜながらユーモアたっぷりに描く。
小学生のミー坊は魚が大好きで、寝ても覚めても魚のことばかり考えている。父親は周囲の子どもとは少し違うことを心配するが、母親はそんなミー坊を温かく見守り、背中を押し続けた。高校生になっても魚に夢中なミー坊は、町の不良たちとも何故か仲が良い。やがてひとり暮らしを始めたミー坊は、多くの出会いや再会を経験しながら、ミー坊だけが進むことのできる道へ飛び込んでいく。
幼なじみの不良ヒヨを柳楽優弥、ひょんなことからミー坊と一緒に暮らすシングルマザーのモモコを夏帆、ある出来事からミー坊との絆を深める不良の総長を磯村勇斗が演じる。原作者のさかなクンも出演。
2022年製作/139分/G/日本
配給:東京テアトル
劇場公開日:2022年9月1日
続いて、参考にしたレビューです。※ネタバレ注意
「素敵な作品です。さかなクンの半生を、沖田修一監督・のん主演で映画化したわけですが、
さかなクンのひたむきな姿に心が洗われるとともに、多くの含蓄が込められた作品であることが
見て取れます。
のんがさかなクンに扮したことは、大正解。
性別云々ではなく、のんがさかなクンと同化し、作品世界を生き切ったことに感嘆しました。
井川遥が演じた母親役の優しい説得力はもちろん、柳楽優弥や磯村勇斗、岡山天音らとの
交流に、観ているうちに心がホッコリしてくるのにも納得です。
139分と決して見やすい尺の作品ではありませんが、それだけのものをもたらしてくれるはず。
「横道世之介」が好きな方は、きっと好きだと思います。」
「さかなクンの半生を映画化するーーーそれだけで期待は募るのに、いざ完成した本作にはそれらを超える驚きやおかしみがあった。主演のんがこれまた爽やかな透明感と、ひたすら真っ直ぐに突き進む推進力を与えたのは言うまでもない。興味深いのは脚色の方法だ。さかなクンのエッセイ本を原作としつつ、決してそれだけに留まらず、あえてフィクションならではの登場人物や出来事を掛け合わせる。その結果、観客がずっと笑顔で見守ることができる極上のオフビートな空気が出来上がった。さらに後半、主人公が「好きなことをやり続ける」ために歯を食いしばり、失敗や挫折の経験がいつしか弧を描くように実を結んでいく様に、静かな感慨がこみ上げてやまない。この映画に関して言えば、映画的な身構えや小難しい批評眼は必要ないのかも。それくらい物語や映像がひたすらナチュラルに、身と心へ沁み込んでいく。この心地よさ。沖田マジックは本作でも健在なのだった。」
続いて、感想ですが、とにかくピュアな作品で、癒されます。
子役の子供がとにかく可愛い。ちょっとびっくりするシーンもあって、大きなたこを捕まえて家で飼うという流れになって、いきなり食べるシーンに変わるので、ちょっと衝撃。
さかなくんは魚が好きだけど食べるのも好き。なんか不思議ですよね。
たこさんカッコいい~でも食べるって面白いです。そして、ヤンキーもたくさんでますが、さかなくんから見たら、優しいヤンキーばかり。
そんなヤンキーも将来を考えて、眠気を我慢して勉強します。しかし、ミー坊は変わらず魚ばかり。そして、周りは学校を出て社会人になります。
それでも周りは生きていくために頑張って仕事をしています。いっけん、仕事のミスが多い、ミー坊は大丈夫なのと思ってしまいます。
でもそんな中でもピュアなミー坊はマイペース。ここで思ったことですが、私たちは日々の仕事でいっぱいいっぱいです。生活の為に仕事をする。そういえば、子供の頃って夢があったようなとぼんやり考えました。
おそらく自分の好きなことでご飯を食べれている人って少ないと思います。ミー坊のように一直線の人は、自分の好きなことで食べれるんだろうなとうらやましく思いました。