よろづやアンテナ

ITから生活の参考になる情報を備忘録代わりに残していきます

映画 ダーク・プレイス 感想 28年前の一家惨殺事件 未解決事件の被害者で生き残りが真実を見つける物語

週末ということで映画を視聴しました。ダーク・プレイスです。

 

まずはあらすじです。

 

あらすじ・解説
8歳のときに起きた一家惨殺事件で生き残ったリビー(シャーリーズ・セロン)のもとに、有名事件の真相について話し合う「殺人クラブ」から招待状が届く。彼女が兄の犯行を目撃したと証言したことで、当時15歳だった長男ベンが終身刑を宣告された事件について話してくれれば謝礼を支払うという。生活費に困っていた彼女は申し出を受け、家族を襲った悲しい事件を振り返るが……。

 

解説: 『ゴーン・ガール』の原作者ギリアン・フリンによるミステリー小説「冥闇」を映画化。幼いころに一家惨殺事件から生き延びた女性が、家族を襲った事件の真相を追ううちに驚がくの真実にたどり着く姿を、『サラの鍵』などのジル・パケ=ブランネール監督が描く。血塗られた過去と向き合うヒロインには、『モンスター』などのオスカー女優シャーリーズ・セロン。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのニコラス・ホルト、『モールス』などのクロエ・グレース・モレッツらが共演。

 

 

参考にしたレビューです。※ネタバレ注意

 

「人間の闇と悲しみ、そして再生

28年前の一家惨殺事件の被害者で生き残りの女性リビー・デイ。兄のベンが犯人として逮捕され、終身刑となり28年間服役中である。彼が無罪だと信じている、とある倶楽部の会合に出たことから、リビーは過去と向き合ってゆくことになる。ミステリーとして、また人間の再生を描く物語として、十分に楽しめる作品だった。」

 

羅生門ツインピークス風味なのに失敗作

主人公一家を襲った過去の殺人事件を、いろんな人物の証言を元に解き明かしていく映画。その意味で羅生門とかツインピークスのフレーバーがある。

つまり面白くなりそうな予感はあるんだわ。冒頭は。でもなんか物語が進むに従って、どんどん観るのが苦痛になってくる。

なんせ登場人物が、主人公含め全員クズ。そんで金金クスリとかやってるもんだから救いがない。画面設計もやたらと暗く、夜のシーンはなにやってるかさっぱりわからない。

まあ観ないほうがいいよね。人生の貴重な時間を使って人生訓すらなく暗い気分で終わるとか、なーんも意味ない。」

 

「過去と当時を探る映像がシンクロする様はなかなか面白かった。
ちょっとオチは弱いが、ハラハラ出来るサスペンス。

が、「子供のため」とは言え、ベンが全て罪を被った理由が良くわからん。
「兄が嫌い」というだけで殺人犯に仕立てる妹もやりすぎだよねー」

 

 

感想ですが、個人的にはなかなか楽しめました。

 

そもそも世の中の未解決事件って結局、証拠がなくてということが多く、今の時代は監視カメラが増えたので未解決事件は減っています。

 

さらには、ネットでものを買ったり、スマホの位置情報などなどと情報も残るので、さらに見つけやすくなっていて、昭和や平成にあったような事件は少なくなっている気がします。

 

そして、この家族の不幸はいろんな理由で起こります。

 

話自体はすごく切ないです。

 

生き残りの子供が成長して真実を知っている兄、そして何も知らない妹。

 

結果、真実を明らかにしていくことになりますが、日本だと考えられない設定もあるので、ちょっとうーんということもあるかもですが、最後はいい感じで終わってよかったです。

 

しかし、この家族は本当に不幸でしかないです。父親がクズでなかったら違ったのでしょうが・・・。

 

ダーク・プレイス(吹替版)