よろづやアンテナ

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映画 恋するトマト ネタバレレビュー 農家の嫁不足がテーマ 人間の中身、やさしさを気づかされる感動作

映画の恋するトマトを視聴しました。名前からしたら何の作品だという感じですが、農家のおじさんの話です。

 

一見、興味があんまりそそがれないと思いますし、私も観始めはそうでしたが、ストーリーもよくて最後のほうがいろいろとあっての最後の結果に感動しました。

 

まずはあらすじです。

 

45歳独身、農家の長男である正男(大地康雄)は国際結婚するべくフィリピンに渡るが、結婚詐欺に遭い生きる気力をなくす。現地で芸能スカウトとして働いていたある日、故郷の風景に似た農村で稲刈りをするクリスティナ(アリス・ディクソン)と出会う。彼らの収穫を手伝ううちに、正男は失った農業への情熱を取り戻していく。(c)2005「クマインカナバー」製作委員会
監督    南部英夫
出演    大地 康雄, アリス・ディクソン, 富田 靖子
ジャンル    ドラマ, ロマンス
オーディオ言語    日本語

 

あらすじだとそこまでわかりにくいですが、日本で結婚を考えた女性にふられるところから始まります。

 

そして、農家に嫌気をさしてフィリピンにわたるという流れになります。

 

 

参考にしたレビューです。

 

「日本の農業の現実そしてフィリピンの事 後半の出会い、農業始めるマサオ、クリスとの別れなど感動の連続で涙涙でした。素晴らしい映画です。沢山の方に見て欲しいと思います。」

 

「大きな挫折や失恋を経験しながら、一所懸命生きる人にぜひ観て欲しい一本。

農家の嫁不足がテーマのひとつになっていますが、
公開から10年以上たち、
日本全体に給料があがらず、農家のみならず結婚しにくい世の中になった今、改めて多くの人の心に入っていくストーリーだと感じます。

コミカルさやフィリピン人の素朴さ、瑞々しい情景を織り込んで、
深い問題をしっかり扱いつつ、爽やかに仕上がっています。

しなびた村での藤岡弘さんの場違いな熱血感も絶妙。舞台がフィリピンに移るまでに、彼をはじめ愛すべき日本人脇役が上手に引き込んでくれます。

ラストの大地さんの表情は、言葉にしがたい名演技。
人生の辛酸をなめた人間が、ついに報われる時の心が、あふれだすようです。

いい映画を色々観て、ちょっとの感動では泣けなくなっていたのですが、久しぶりに涙がこぼれました。」

 

「とても感動しました。農家で真面目に働いて真面目に生きて来たのに、結婚詐欺にあい、一度はどん底まで落ち込んだのに、そこから這い上がる強さも、不本意な仕事をしていても主人公の本来の人間性は腐ることなく、最後にはハッピーエンドで終わるストーリーも出演者の演技も素晴らしかったです。見終わった後は泣き過ぎて目が腫れましたがとても気分の良くなる名作でした。オススメです。」

 

 

おそらく若い人はあんまり共感できないのではないかと思います。同じ感動系でもこちらはおじさんの恋愛ですし、相手がフィリピンの女性です。

 

私のまわりでもおじさんはフィリピンのお店が好きです。理由は、おじさんでも若い女の子が相手をしてくれたり、付き合えたりするからです。

 

実際に彼女だと紹介してくれたおじさんもいました。

 

そして、そういったフィリピンパブで働く女性がどのように日本に来ているのかわかりますし、正男はその仕事をしてしまいます。

 

しかし、フィリピンパブで結婚前提で親に会いにいくのですが、お金をだまし取られてしまい、その仕事に出会います。

 

仕事で結果を出していく中、農家の若い女の子に出会い、仲良くなっていきます。そして、農家を手伝ったりいろいろと家族の世話をして、そこから好意を強く持つようになり、ということで恋するトマトは農家のおじさんとフィリピンの若い女の子への恋をさしています。

 

農家で働いていて結婚相手もいない、このまま一人・・・という状況で結婚したいと思ってもいい年齢になったらもうあきらめてしまうところを、フィリピンまで行ってとすごい情熱ですし、感動したのは、親からも反対されてしまってあきらめるしかないところでも、弟の学費をだしてあげたり、人間性がいいところです。

 

ラストはあえて書きませんが、人間の内面の重要性、大切さをしみじみと感じてしまいました。後、田舎の風景もいい感じです。

 

はまる人にははまる名作の映画だと思いました。

 

恋するトマト