VMware NSX-Tでポート22のSSH接続に失敗する場合の対象に関する情報になります。
情報元はこちら。
SSH on port 22 fails in NSX-T (83467)
https://kb.vmware.com/s/article/83467?lang=en_US
症状
接続の問題により、ポート22のSSHが失敗します。
目的
特定のバージョン(最新バージョンと新しいcloud-initバージョン)では、NSX Toolsのインストール後に、Bionic仮想マシンでSSH接続の障害が発生します。この記事では、このようなVMを回復するための情報を提供し、NSXツールをインストールする前に回避策を適用するのにも役立ちます。
原因
この問題は、新しいcloud-initバージョンがBionicVMにもたらすnetplan構成の変更が原因で発生します。NSXツールのインストール後に管理インターフェイスを起動できません。
解決
これは、VMwareNSX-Tデータセンター3.1.0に影響する既知の問題です。
現在、解決策はありません。
回避策
この問題を回避するには、NSXツールをインストールする前に次のコマンドを実行します
sed -i '/driver:/d' /etc/netplan/50-cloud-init.yaml
注:NSXツールのインストール後にこの問題が発生した場合。
①ポート8888を使用してVMにSSH接続します。インバウンドポート8888がVMに対して開いていることを確認します。
②次のコマンドを実行します:
/opt/vmware/nsx-agent/bin/nsx_container_pipe_client.py "sed -i '/driver:/d' /etc/netplan/50-cloud-init.yaml"
③再起動NSX-エージェントをコマンドを使用して:
service nsx-agent restart