この記事でも何度も取り上げていますが、仕事においてコミュニケーション能力は重要です。
当たり前の事ですが、これがイケてない人は結構います。特に私のようにエンジニアをしている人は、技術中心になってしまい、コミュニケーション能力が低い場合があります。
その他にも、コミュニケーションが苦手という人は結構いるのではないでしょうか。
このコミュニケーション不足で仕事上、様々なトラブルを引き起こすことがあるので、コミュニケーションをしっかりととる事は非常に大切だと思っています。以前も、仕事で情報の引継ぎをしっかりしていなかった為、仕事のやり直しが発生し、無駄なコストがかかった事があります。
そして、コミュニケーションに問題がある上司や先輩が該当した場合、仕事はかなりやりにくくなる事は間違いありません。
例えば、そういった人と仕事をすると部下の心労は絶えません。上司は中々変える事ができないので、上司がコミュ障だとそこでの仕事は終わりですね。実は最近もコミュ障の上司と仕事をしているのですが、情報を全く出さないので、認識の齟齬がガンガンできます。
結果的に、無駄な工数がかかり、ストレスも増加します。そして、トラブルが発生した日には、たまったものではありません。
具体的に言うと、コミュ障の人は資料だけメールで添付してきて、その説明をほとんどしません。資料見たら分かるだろうレベルで思っています。
それはなるべく話をしたくないという意識の表れだと思いますが、その結果、問題が発生する訳です。特に資料だけでは伝わらない事もありますから、やはりコミュニケーションは大切だと思っています。
そして、このコミュ障は日常生活でもマイナスになると思います。例えば、友達が中々出来なかったり、家族とうまくいかなくなったり。
後、私が考えるのはコミュ障は一種の病気なのかなと感じる事があります。
なぜなら、これが原因で精神的に病んでしまう人もいるからです。人生は色んなストレスがありますが、自らを責めてしまうのも一つだと思います。
コミュ障の人でも、相手に悪いと思っている人はいいですが、自分に非がないと思っている人がいます。そういった人はおいておいて、自分を責めている人は、どうやったらコミュ障から抜け出せるか必死だと思います。
しかし、性格的な面もある為、中々改善させるのは難しいでしょうね。
そして、このコミュニケーションについて、部下からみた時に、足りないものについて書かれたニュース記事が参考になります。
グローコムは11月25日、日本人のコミュニケーションの問題点を洗い出すために実施した「コミュニケーション力」調査の結果を発表した。調査時期は2016年7月、有効回答は20~50代の会社員1,035人。
そして、以下は実際に上がった項目で、上から多かった意見です。
上司のコミュ力の問題点は、「やる気を鼓舞されない」が27.1%でトップ。次いで「言っていることが理解できない、指示が不明瞭」が23.0%、「一方的に話す」が22.7%、「コミュニケーション不足」が21.1%、「叱り方に問題」が20.6%と続いた。
一方、上司に求めるコミュ力は、「正当な評価とフィードバック」が27.1%、「理解しやすく伝える」が25.3%、「双方向での対話」が23.7%の順となった。
そして、ここにもある通り、今の時代、叱られるより褒めた方が気持ちよく仕事ができるし、何より、部下もやる気がでます。
ポジティブ(ほめる、評価する)とネガティブ(叱る、責める)、どちらのフィードバックにやる気を刺激されるか質問すると、84.1%が「ポジティブ」と回答。「ほめられたい」と思っている人は8割超に上るのに対し、実際にほめる上司を持つ人は4割にとどまり、「ほめ力ギャップ」(同社)が目立つ結果となった。
ここにもありますが、企業の業績はコミュニケーション力と関係があるとトップも答えている通り、コミュニケーションがいかに重要か分かります。
またトップ(社長)のコミュニケーション力とその企業の業績について、相関関係が「ある」と答えた人は計74.0%に上った。
これを理解できていない無口な上司がいたら、仕方がないと考え、部下の方からアプローチをしなければならない疲れる組織ができあがります。