よろづやアンテナ

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部下や後輩に相談されない上司や先輩は部下に信頼されていない証拠

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システムエンジニアに転職してから10年以上経ちますが、この仕事はコミュニケーション能力が本当に必要な仕事だと痛感しています。


確かにある程度の技術力があるのは必要ですが、それに合わせてコミュニケーション能力も必須です。


以前は、技術力だけで食べれた時代もあったようですが、最近は、そうもいかなくなっているような気がします。


実際、ある程度技術があっても、コミュ障害がある人の場合、情報共有不足でトラブルになる事が多いです。この仕事は、一人でやれる場合もありますが、大きなプロジェクトになると参加人数が多くなるので、コミュニケーションが重要になってきます。


今の現場でも、コミュ障害の人がいますが、やっぱりトラブルを多く招き、問題になっています。


そして、 私もいい年齢になってきて管理的なものを要求されることがありますが、そこで必要になるものコミュニケーション能力です。


以前、働いていた現場で、コミュ障害の人がリーダーになっていたせいで、その部下や後輩はとても辛い目にあった事があります。


その人自体にもスキルがなかった事が要因しているのですが、部下や後輩のフォローが全くできずに、自分自身がいっぱいいっぱいになってしまいました。


結果、お通夜のような現場になり、トラブルも多発し、最悪な環境になっていました。結果、鬱病診断されて休職した人もいます。


そもそも、スキルオーバーだったのもそうですが、周りをフォローできるような人間でなかった事が要因です。そして、そんな人の下で働いていた人は、「2度とあの人と仕事をしたくないです!」と言っていました。


これが、リーダーになってはいけない人の典型です。

 




逆に、私は運よくカリスマ的なエンジニアに何度も出会ってきました。その人たちの特徴は、なんといってもコミュニケーション能力が高い事です。


さらに、人望も厚いので、人が集まります。部下や後輩は、技術的なことから、プライベートのことまで相談されます。


そういった状況などを見てきて分かった事ですが、いいリーダーとそうでないリーダーを見分ける簡単な方法は、部下や後輩が相談しにくるかどうかです。


仮に、、、部下や後輩が問題になった時だけ相談、報告してくるような状況の場合、それは信頼されていない可能性が高いです。


普段は、めんどくさいのでコミュニケーションをとらないようにして、問題が起きたら、面倒なので、報告するという状況になっています。


私もダメ上司、先輩の下で仕事をしてきましたが、やはり、相談するとエラそうだし、意味不明な発言をしてくるので、なるべく話さないようにしています。


要は、仕事に限りませんが、人から相談されるという事は、その人が信頼されているというバロメーターになるのです。


そして、仮に部下や後輩が全然、相談してこないという人は、一度自分自身を見つめ直した方がいいです。


もしかしたら、部下や後輩はあなたを信頼していないのかもしれません。もしくは、めんどくさい存在になっているのではないでしょうか。


時に厳しく指導するのも大切ですが、部下や後輩のやる気を出す為に激励する事も非常に大切です。


仕事の結果を出している部下にやって当たり前として接してはダメです。上司の役目は部下や後輩を管理する事もそうですが、仕事のやる気を引き出させる事も大切な仕事です。


それが出来ている人かどうかで、リーダーの存在価値が大きくなるかどうかが決まります。逆に、ただ単に勤怠などのとりまとめしかしていないようなリーダーは、職場上ではリーダーかもしれませんが、誰もリーダーとして認めていない可能性があります。


逆に、役職上や立場上でリーダーとして権限がなくても、自然とリーダーのように扱われる人もいます。その人は、人望があり、スキルが高いから必然的に評価されるからですね。


一人でできる仕事をしているなら別ですが、チームで複数人で仕事をしなければならないような仕事をしている場合は、コミュニケーションをもっと大切にすべきです。


普段、部下や後輩から全く相談されない場合は、部下や後輩に疑念を抱く前に自分自身の在り方について今一度考える事をオススメします。

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