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奨学金自己破産から考える、大学不要説。コスパ悪いし、少子化に向いていない

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最近、テレビやニュースでも取り上げられることの多い奨学金制度。大学に行きたいという人の夢をかなえてくれる素晴らしい制度ではあるのですが、しっかりと利息がつくものもあります。さらに、学費って安くはなく、私は地元の修道大学を卒業しましたが、親は400万円以上支払っと思いますが、大学ってそもそも学費が高いんですよ。


頑張って勉強して、入学したら多額のお金を支払わされる。将来安定のために大学必須の考え方はもう辞めたほうがいいと思いますよね。そして、たまたまニュース記事を見ていたら、こんなコメントが芸能人からもあります。

「地獄みたいなもん」千原せいじが奨学金制度における自己破産を指摘


1日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)で、お笑いコンビ・千原兄弟千原せいじが、奨学金問題に言及したというもので、番組では「あなたの知らないセケン」のコーナーで、奨学金制度の現状を取り上げたそうです。そして、日本学生支援機構の発表によると、2016年度の奨学金制度利用者数は学生の2.7人に1人で、同年度に奨学金を貸した金額は約1兆円に上るとあります。びっくりするくらいの金額ですね。。。


というか、3割以上の人が借金してまで大学に通っているそうです。ちなみに、大卒の給料って20万円いかないことが多いと思いますが、手取り17万円前後から、生活費を削って3万円残ったとしても、年間で36万円しか返済できません。大学費を返すのに、このペースで10年以上かかるんですよ。大学ってコスパ悪くないですか???


2月12日付の朝日新聞では、奨学金利用者の自己破産が、過去5年間で延べ1.5万人になったことを報じており、破産者は本人だけでなく親や親族も多いそうです。ただ、日本学生支援機構奨学金の返還率は97%以上とのことで、一概に奨学金制度による破産とは言えないものの、実際に奨学金を利用した親子などが破産するケースは少ないとのこと。

柴田氏いわく、保証人も自己破産をした場合は、法的に請求相手がいないという扱いになり「ここでようやく借金の連鎖が止まる」という。

こうした現状にせいじは「将来豊かな生活をしようと思って大学に行くんやけども」「(借金の連鎖になってしまうのは)言うたら地獄みたいなもんやんか」「本末転倒やね~」と、苦言を呈したのだ。

お笑いコンビ・バナナマンの設楽統も「大学行かないほうが、いいんじゃないかって思っちゃう」と、せいじに同意していた。


芸能人の場合は、大学ってステータスにならないですが、一般的な就職の場合、大学入っておいた方がいいとなるんですが、これをそろそろ変えましょう。実際、大学で学ぶことなんて、社会に出て使えるものが少ないですし。。。というよりは、高校受験で頑張っただけでも十分だと思いますけどね。


また、以前も書きましたが、奨学金の支払いで苦しんでいる教師をされている男性がその苦悩を話していました。


奨学金には、返金不要のものもありますが、貸与のものについては、貸与終了後に返還しなければなりません。その為、この返還金額が高額の場合、それが負債となってその後の人生にのしかかってくる可能性があるのです。

 



まず、奨学金で苦しんでいるという今の若者について書かれた記事があるので共有します。

>>新入社員の働く目的「楽しい生活をしたい」が過去最高 奨学金に苦しむ様子も浮き彫りに


記事によると奨学金によって苦しい生活を強いられる今の学歴社会の問題が浮き彫りになっています。

「楽しい生活をしたい」「経済的に豊かになりたい」が上昇しているという部分だけを見ると、新入社員が自分第一と考えているように見える。しかし、その背景には現在奨学金などで苦しい状況にあるという問題もあるようだ。

奨学金の利用状況について聞くと、利子付きの奨学金を31.6%の人が、利子なしの奨学金を5.2%の人が利用していた。四年制大卒で返済する必要のある奨学金を利用した新入社員の74.2%が「奨学金の返済を負担に感じている」と答えており、負担が重くのしかかっていることが分かる。


実際、私が以前、勤めた職場の同僚も奨学金の返済まだ100万円以上あると言っていました。給料もそれほど高い会社ではなかったので、ご飯をなるべく節約したり、お金がなくて困っていると言う話は聞いていました。これは、日本が学歴社会で、せめて大学を出ないといい会社に入れないという不安が煽るものだと思います。


ただ、大学はとにかく学費がかかる。私の親も私を広島の修道大学に入学させてくれましたが、学費は毎年100万円近く必要だし、総額で400万円以上必要になります。家庭が貧乏であれば、支払いができないので、奨学金を利用せざるを得なくなりますが、この奨学金制度がまたひどいようです。


その奨学金の制度があまりにひどいという事がこちらの書籍に書かれています。

 

日本の奨学金はこれでいいのか! ?奨学金という名の貧困ビジネス

 

”出版社からのコメント
欧米諸国に比べ際立って高い日本の教育費。にもかかわらず、高い金利の日本独特の奨学金。 
この10数年で「サラ金よりアコギな学生ローン」と変貌した奨学金制度。 
そのひどすぎる実態を告発し、根本原因と改善策を解明する。 
困っている方の相談窓口、救済方法も提示。 
「誰もがお金の心配なく学べる社会へ」「貧困の連鎖のない社会へ」のための必読の書。 
弁護士、研究者、ルポライター、学生当事者が慢心の怒りをこめて執筆。”


サラ金よりアコギな学生ローンとはどういった事なのか。私は実際に奨学金を利用した事がないので、実際に利用した人のコメントがすごく参考になります。

私が本書を手にとったのは、奨学金の恐ろしさを身をもって体験し、この奨学金制度の瑕疵を早急に是正しなければ、年金と並んで近々社会問題になると直感したためです。

2015年春、実家の母より電話があり、自分名義の奨学金(無利息・第一種)があり、それを何年にもわたり両親が返済してくれていた事実を知りました。

両親は、私の学費を工面するため、日本育英会から借りていた奨学金(2,448,000円)を1995年から21年間に渡り返済していました。

結局、私たち家族は、無利息の奨学金「2,448,000円」を借りて、結果的に「4,138,000円」を支払うことになりました。 

この方は、奨学金を約240万円借りていたみたいですね。それが支払いが厳しく、支払いが滞り、結果、延滞金などで請求されて約400万円支払ったとあります。


最初の金額よりも約160万円も支払い金額が増えている計算になります。私がテレビで知った教師の方は、この奨学金が750万円ほどあったと言っていました。これだけ高額な理由が、当時は医者になろうとしたそうです。結果的には、教師になったのですが、あまりに高額である為、15年かけて毎月6万円ずつ支払うと言っていました。



社会に出て稼げるようになればいいですが、この家賃や生活費を支払って、さらにこの6万円は大きな負担だと言っていました。年間で72万円の支払い。これが15年も続くのです。さらに、上記にあるように利子があったり、延滞金があったりと、社会に出てからも奨学金の支払いが借金となって大きな負担になるのです。


さらに言えば、社会に出たばかりの時は、給料も安いし、生活も楽ではないと思います。そんな状態で奨学金を返していくのは大変ですよね。さらに、いい企業に勤めることができればいいですが、誤ってブラック企業なんかに勤めてしまったら完全にアウトですよね。そこで、仕事も続けられなくなったら、支払いもできなくなります。つまり、大学卒業と共に借金を背負って就職活動、仕事をしなければならないのです。


そもそも、私は大学進学は親の負担になるし、この学歴社会をなんとかしたほうがいいとまで思っています。もっと言えば、私は大学を出ましたが、その4年間が自分の為になったかどうかは怪しいものです。私も貧乏だったので、アルバイトに明け暮れていましたし、単位をとるのにも必死で、単位とアルバイトの日々で、学びたかった英語のスキルは大してつかずに卒業しました。


というよりも、英文科を専攻していても、卒業時に英語を話せる人はまれで、話せる人は自分で英会話教室に通ったり、独自の努力をしている人だけです。多くは英語を使えないまま社会に出る訳です。大学を出たから社会に出て実践で使えるものを学べる訳でもありません。一応、大学を出たというラベルはもらえるので、安心感はあります。


しかし、日本の場合、そのラベル代があまりに高くて、親や奨学金を利用した場合は、その子供に大きな負担となっているのが現状なのです。では、大学を出ないとまともな仕事に就けないかというとそうではないと思います。


私はIT業界で仕事をしていますが、大手企業で働く高卒の人もいたりします。どういった経緯で入社できたのかは謎ですが。そう考えると、高卒、大卒を大きく区切るのはどうかと思う訳です。とは言え、日本は学歴社会だったり、頭の固い人たちが人を評価するので、やはり、大学は出ないと、、、と思わされてしまう訳です。


ただ、考えてほしいのが、大学至上主義がなくなれば、高校卒業後に働く人が増えるので、親の負担が圧倒的に下がります。例えば、2人の子供がいる家庭の場合、約1000万円くらいは負担が減るのではないでしょうか。また、他県の大学に行くなんて言い出したら、仕送りもしなければならないので、さらに負担は大きくなります。


子供が大学行かなくて住めば、地方の安い中古マンションを買えちゃいますよ。そうすれば、両親もそれほど不安なく老後を過ごすことができます。大学に行かない事が親孝行になるかもしれません。


もしくは大学の学費をもっと下げるなどの対応でもいいかもしれないですね。とにかく学費が高すぎるんですよ。奨学金で人生真っ暗なんて最悪じゃないでしょうか。今回、たまたま大学の奨学金制度のダークな部分を知る事ができたのですが、この仕組みは改善させないと、これから少子高齢化でさらに学生が減っていくのに、さらに若者に負担をかけるのか!と考えてしまいます。


この悪しき奨学金の実態はもっと世の中に知られるべきだし、「奨学金=借金」という事実を知った上で、奨学金を借りるかどうかを検討しないと、大学を出てから辛い思いをすることになります。


奨学金で人生が逆に狂わされないように、そして、若者に負担をかけないように仕組みを変えてもらいたいものです。