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Windows 10、Windows Server 2016は時刻の同期が大幅に改善され、1ミリ秒の精度を維持可能

Windows 10、Windows Server 2016は時刻の同期が大幅に改善され、1ミリ秒の精度を維持可能となっていたそうです。知りませんでした。


情報元はこちら

 

Windows タイム サービス (W32Time)

 https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/networking/windows-time-service/windows-time-service-top

 

適用先:Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012Windows 10 以降


Windows タイム サービス (W32Time) では、Active Directory Domain Services (AD DS) で実行されているすべてのコンピューターの日付と時刻の同期が行われ、Windows タイム サービスでは、ネットワーク タイム プロトコル (NTP) を使用して、ネットワーク上のコンピューターを同期しますとあり、基本的にはこれまでと同様です。


そして、2016以降で動作がらさによくなったという記載があります。以下は抜粋。

 

Windows タイム サービス (W32Time) のトピックで、次の内容を確認できます。

Windows Server 2016 の正確な時刻。

Windows Server 2016 での同期の精度が大幅に向上しました。以前の Windows バージョンとの NTP の完全な後方互換性は維持されています。 妥当な運用条件下では、Windows Server 2016 と Windows 10 Anniversary Update ドメインのメンバーには、UTC に関して 1 ミリ秒またはそれ以上の精度を維持できます。

 

・高精度環境の時間のサポート範囲。

この記事では、高精度かつ安定したシステム時刻を必要とする環境での Windows タイム サービス (W32Time) のサポート範囲について説明します。

 

・高精度を確保するためのシステム構成。

Windows 10 と Windows Server 2016 での時刻の同期が大幅に向上しています。 妥当な運用条件下では、(UTC に関して) 1 ms (ミリ秒) 以上の精度を維持するようにシステムを構成できます。

 

ちなみに、Windows タイム サービスは、ネットワーク タイム プロトコル (NTP) の正確な実装ではありませんとありますね。 


Windows Server 2019のPTPも導入されますし、さらに時刻同期の制度があがりそうですね。