テレビで紹介されていましたが、長生きの職業がお坊さんとのことで、お坊さんの食べる料理がいいそうです。長生きがいいとは思いませんが、食事に気を付けているという人にはいい情報かもしれません。
そして、そのお寺で食べるご飯を紹介しているのが「お寺ごはん」なのです。
内容紹介
今話題の料理僧KAKUさんが教える、家でつくれるお寺のレシピ99。
たった3ステップで、食べれば心もカラダもきれいになれるお寺の料理が、気軽に家で楽しめる。
お肉のみならず、お魚も使わないお坊さんのお料理は、低カロリーでヘルシー。かつ、お野菜をたくさんいただくことで、デトックス効果も期待できます。
たとえば、マヨネーズを使わないポテトサラダ、お肉の代わりにお麩を使った「肉じゃが」、もとい「お麩じゃが」など。奈良の時代から、もっとも長寿な職業として知られるお坊さんの食事を、修行気分で家で楽しんでみませんか?
丁寧につくったものを丁寧にいただくことでカラダの中からキレイになると、心も自然と整います。
最も長寿である職業のお坊さんが教える「お寺ごはん」
「お寺ごはん」と聞けば、おそらくほとんどの方が「精進料理」を連想されるのではないのでしょうか。
精進料理とは、日本においては歴史的に、禅宗の修行の中で重視され、肉や魚のみならず、加えて野菜の中でも、煩悩を刺激する(精をつける)と言われる「ねぎ」「にんにく」「たまねぎ」「にら」「らっきょう」などをつかわない、修行僧が修行でいただく料理をいいます。
また精進料理では、つくるとともに、それをいただくことも、修行であるとされています。本書はこの「精進料理」をベースに、お坊さんではない方の日常生活にも取り入れやすいよう、一部アレンジをした料理の数々をご紹介しています。
大豆 だし
一 大豆をフライパンで煎る。大豆を煎るとき、カラカラ→コロコロ→もう一度カラカラと軽い音になったらできあがり。焦がさないように気をつけて。
二 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら水を止めて大豆を入れ、半日ほどおく。
【材料】
大豆……50 g
水……2 1/2カップ
トマトの透明スープ
一 トマトは、熱湯にくぐらせて湯むきをする。
二 『一』を粗いみじん切りにし、すり鉢でよくすり、さらしに入れて一昼夜吊ってこす。しみ出てくる透明な汁をボウルなどで受け止め、器に注ぐ。好みで塩を足す。
【材料2人分】
トマト……4個
塩……少々
カレー お寺 ごはん
「お寺ごはん」のカレー
一 じゃがいもとにんじんは皮をむき、一口大に切る。サラダ油をひいた鍋で中火で炒め、全体に油がなじんだら、水を加えてやわらかくなるまで煮る。
二 食べやすい大きさに切ったしめじ、まいたけ、カットトマト、厚揚げ、Aを『一』に加え、さらに15分煮て、塩で味をととのえる。
三 ごはんに『二』をかけ、板ずりしてゆでたオクラと、170℃の揚げ油(分量外)で揚げた一口大のなすをかざる。
「お寺ごはん」のカレーの材料
【材料2人分】
じゃがいも……2個 にんじん……1本 しめじ……1/2パック まいたけ……1/2パック
カットトマト(缶詰)……400g 厚揚げ……1/2丁 オクラ……2本 なす……1本
塩……小さじ1/2 炊いたごはん……どんぶり2杯分 サラダ油……大さじ2 水……1カップ
A:カレー粉……小さじ3 白ねりごま……大さじ2 赤みそ……大さじ1
ベジタリアンの本はいくつも持っていますが、この本が一番かもしれません。日本人の味覚に馴染みやすく 物を無駄なく大切にする 心も改めて認識させてくれました。
お寺によっては料理が全然違うかもしれませんが、こういった料理を食べることで美容や長い気には効果があるかもしれません。
まぁ、暴飲暴食が多いな~という方は、一度読んでみるのもいいかもしれないですね。