私は20代後半にIT業界に転職をしてから、もう10年以上経ちます。時が過ぎるのは早いもので、気付けばもうおじさんです。
そして、システムエンジニアの仕事をして感じる事ですが、仕事が大変ですし、継続するのが難しいと思っていました。そして、前回私が働いてた現場で定年間際でも現役でシステムエンジニアをしている方に出会いました。
私の中では、35歳定年説があるほど、エンジニアの仕事は楽ではないですし、精神的なプレッシャーも大きいです。そこで、その方と話をしていて感じた事ですが、性格がすごく明るくて、仕事を楽しんでいました。
まず、仕事を楽しめるかどうかって重要な事だと思うんですよね。職場によっては葬式のような静かな現場があるそうですが、私は絶対にそんな所で仕事をしたくありません。
仕事は仕事と割り切っている人もいますが、やはり、楽しむ事も大切だと思う訳です。どんな事でもそうですが、長く続ける事は、その行為を楽しむことなんですよね。
真面目に仕事をし続けても、日本人は考えすぎてしまって、失敗を恐れたり、失敗をくよくよ悩んだりして、精神的な病気になる事もあります。真面目なのはいい事ですが、やはり、人生は楽しむことが重要だと感じました。
振り返ると東京の仕事はひどいものが多かった
過去を振り返ると、特に、東京は仕事の数が多い分、ひどい仕事のアサインをする事がよくあります。以前の現場でも、100時間残業当たり前で、精神的に病んだら、また違う人というように、ブラックな組織が当たり前になっている会社もあります。
運悪く、そういった会社で働いてしまうと、人生が狂う可能性だってあるのです。
私は東京で約10年ほど仕事をしてきましたが、やりがいを感じて楽しく仕事ができる現場もあれば、そうではない現場もありました。同じ仕事をしていても環境や人が変わると一気に状況が変わる事があります。
最近、様々な現場に行って感じる事があるんです。それは、悪くないと思える職場は決して悪くないし、むしろいいのかもしれないという事です。青い鳥を探して、いい場所を探して行っても、実は、そんな場所はないのです。
何かがよければ、何かが悪い。一長一短だと思います。ただ、その中でも悪い所だらけのブラック企業もあるので注意してください。例えば、残業させておいて、残業を支払わないとか、平気で毎月100時間以上残業させるとか。精神的に病んでしまいますからね。。。
これから少子高齢化の影響で、人材不足はいなめません。特に地方は、働く人の高齢化は間違いなく起こるでしょう。
そういった背景を考えると、仕事を長く続ける事ができるように、職場環境をよくしていく事が大切だと思います。私が出会った方は、これからの日本社会のいい見本だと思う訳です。
エンジニアも高齢化していき、40代、50代が当たり前になる時代がくると思います。今でも50代でエンジニアなんて厳しい~と思っていますが、そういった現役で頑張っている人を見ていると勇気がでますね。
これからの企業は、社員をしっかりと守っていく組織づくりをしっかりしていく事が、従業員の幸せにつながり、その結果、お客様へのサービス品質も上がっていくと思います。