最近、出張が多くて、現地の美味しいものを食べるのが楽しみの一つになっています。
出張は、そこの美味しい料理、観光地などを訪れる事が出来る事があるので、私の中では出張はサラリーマンの特権だと思っています。
数年前に神戸に出張に行ったことがあるのですが、かなり楽しくてそのまま永住したいとまで感じました。やはり、神戸は最高の場所の一つです。
そして、地方の美味しい料理を食べるのはいいのですが、注意が必要な事があります。
実は、今回その経験をしたのですが、それは、生ものを食べる事です。
私はこれまで食中毒というものを経験したことがありませんでした。以前の職場では、同僚の女性が広島に出張した際に、生の牡蠣を食べて食中毒でやられた事があります。
本当に辛いらしく、、、私は大丈夫と勝手な自信を持っていたのですが、、、今回初めて食中毒と診断されてしまいました。
2日前ですが、鹿児島で鶏の刺身を美味しいく頂きました。翌日も、それに味をしめて、別のお店で鶏の刺身とタコの刺身を頂きました。
そして、4日目、、、朝は元気だったのでそのまま仕事に出たのですが、仕事中に急に気持ちが悪くなり、冷や汗が出てきました。
我慢して仕事を続けてきたのですが、急に吐き気がでてきました。そして、トレイにかけこむと、そのまま胃の中のものが見事に排出されました。
朝食べたものは、卵焼きとごはんと、クロレラだけです。こんな状態になるものなんて想像できない、、、という事もあったのですが、業務継続が厳しいと判断し、早退。
そして、病院で診察してもらった結果、「カンピロバクター食中毒」と診断されました。
カンピロバクター食中毒とは、なんぞや???と思いますよね。という事で調べていたら、Gooヘルスケアに分かりやすく説明されていました。
>>カンピロバクター食中毒の症状や原因・診断と治療方法
以下はサイトの抜粋です。
●カンピロバクター食中毒とはどんな食中毒か主な原因食品は、生あるいは加熱があまりなされていない鶏肉(鶏刺し、タタキなど)、加熱不十分な鶏肉(バーベキュー、鶏鍋、焼き鳥など)、あるいは鶏肉から調理過程の不備で二次汚染された食品などです。また、牛レバーの生食が原因になった食中毒事例や、井戸水、湧水、簡易水道水など消毒不十分な飲用水による感染事例もあります。
●症状の現れ方潜伏時間は1〜7日(平均2〜3日)で、他の食中毒菌と比較して長いのが特徴です。主な症状は、下痢(水様便、まれに血便や粘液便)、腹痛、発熱(37・5〜39・5℃が多く、40℃以上の高熱はまれ)です。このほか、頭痛、悪寒、倦怠感(けんたいかん)、筋肉痛などが現れることもあり、初期症状はかぜと間違われることもあります。2〜5日程度で回復しますが、時に長引いたり、ギラン・バレー症候群やフィッシャー症候群を起こすことがあります。
●治療の方法自然軽快することが多く、輸液や食事療法で大部分は治りますが、場合によっては適切な化学療法が必要です。第一選択薬は、エリスロマイシンなどのマクロライド系抗生物質、そしてホスホマイシンです。セフェム系抗生物質に対しては多くの菌株が自然耐性(たいせい)(薬が効かない)を示し、ニューキノロン系抗生物質に対しては耐性菌を誘導することがあり、耐性菌も増加しているので注意が必要です。
私は嘔吐、下痢を数回繰り返した事で症状は緩和されましたが、症状がひどい方もいるそうです。
ちなみに、今回処方された薬は、以下です。
・テプレノンカプセル
⇒胃潰瘍、胃炎のお薬
・ツムラ漢方 半夏瀉心湯エキス顆粒
⇒胃腸の血行をよくし、みずおちのつかえなどを改善
・ミヤBM錠
腸の調子を整える
・クラリスロマイシン錠
マクロライド系の抗生物質で感染症を治療
とりあえず、胃にやさしい食事がいいらしく、おかゆ、うどんと指導されたので、お昼はうどんにしました。
しかし、初めての食中毒は思ったよりも辛くはなかったですが、仕事中に症状がでたのは辛いですね。。。
仕事中だと、タスクの引継ぎなども考えないといけないですし、辛い中でも色々と行動しなければなりません。
今の職場はいい人が多いので、体調不良を訴えたらすぐに解放してくれました。以前の職場はかなり終わってて、嫁が妊娠中に、買い物時に倒れて救急搬送されたのですが、病院から電話ですぐにかけつけるように言われました。
その話を当時のリーダーにしたら、きちんと業務を引き継いでからにしろと言われ、結局帰宅するまでに1時間くらいかかってしまい、病院でも怒られる始末。こういった人の下では2度と働きたくないですね。
話がそれてきましたが、体調管理が重要と言われますが、生ものだけは十分に注意が必要ですね。
今回の件で、生ものはあまり食べないようにしようとするのと、こういった食中毒ってすぐに症状が出ないのは勉強になりました。
みなさんもくれぐれも食中毒にはご注意ください。