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人工甘味料アスパルテーム 国際研究機関が発がん可能性リスト掲載 ジュース、甘いものは食べないに限る

人工甘味料アスパルテーム 国際研究機関が発がん可能性リスト掲載 ジュース、甘いものは食べないに限る。

 

世界で最も普及している人工甘味料の1つである「アスパルテーム」が、世界保健機関傘下の国際がん研究機関(IARC)により7月に初めて「ヒトに対する発がん性を持つ可能性」のリストに掲載される。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。国際甘味料協会は猛反発し、「広く信用されていない研究」に基づくものだと批判。同機関の決定でメーカーはこれまでも、製造方法の変更を余儀なくされ、訴訟も相次いでいる。

ダイエット炭酸飲料からチューインガムまで、あらゆるものに使用されている人工甘味料の1つ「アスパルテーム」。世界保健機関傘下の国際がん研究機関が7月にも、「ヒトに対する発がん性を持つ可能性」のリストに入れるもようだ。
この措置は、公表されている全てのエビデンスに基づくもので、アスパルテームに関する研究が増えることを期待している。どの程度の摂取量なら安全かは考慮されていない。
飲料メーカーは猛反発。国際甘味料協会は、「広く信用されていない研究」に基づくものだと批判した。
アスパルテームは長年研究されてきた。フランスの研究では、大量摂取した人の発がんリスクはわずかに上昇することが示された。ただこの結果には異論があり、いまも広く使用されていて、ダイエットコーラやマースのエクストラ・チューインガムにも含まれている。
国際がん研究機関は7月14日に決定を公表する予定だ。
同機関の決定でメーカーはこれまでも製造方法の変更を余儀なくされ、訴訟も相次いでいる。「国際がん研究機関は消費者を不安にさせすぎる」とみる批評家も。
同機関は以前にも、夜通し働くこと、赤身の肉、携帯電話の使用を発ガンリスクの可能性があると指摘した。

 

 

コメントです。

 

「このリストはガンリスク(あくまでも発がん性だけです)の高い方から順に1、2、3と分類分けされてます。
今回アスパルテームがカテゴリ分けされたのは「発がん性の可能性」とされるグループ2です。同じグループには「アジア式の漬物」も入ってます。
一方で明確に「発がん性あり」とされるグループ1にはアルコールや加工肉、タバコ、紫外線等が含まれてます。
現段階では摂取したらガンになるんだと決め付けるのは飛躍しすぎかと。」

 

「アルコールや加工肉はグループ1(発がん性がある)に分類されているが、今回のアスパルテームはグループ2(発がん性があるかも)に分類されるってことで良いかな。だとすると、アルコールや加工肉ほどガンとの明確な因果関係は認められてはいないってことだから、あまり神経質に捉えるのもどうかと思うよ。」

 

「こういった甘味料の健康リスクはずっと言われてきたし、いつまでも舌の奥に絡みつき不味くて不快なのでなるべく無いものを選んではいる。しかし安価である為、有名な大企業らが多品目に渡って使用し、企業の方針や誠実さを疑う。過去に、健康被害が出たり、突然ある添加物の発がん性を認め 回収・お詫びする騒ぎが起きたりした事もある。また、例えばトラック1台分食べてリスクが生じる程度なので問題なしと言われる事もある。
しかし、隣人はガンにならなくても自分はなるかも知れない、僅かだがそんな可能性がある事に変わりはない。
食品を選べる環境にあって欲しいと思う。」

 

「引用元」

人工甘味料アスパルテーム、国際研究機関が発がん可能性リスト掲載へ(ロイター) - Yahoo!ニュース