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小食は禁煙に匹敵する効果 老化を遅らせる証拠 食べすぎはいいことない 特に糖質、砂糖

小食は禁煙に匹敵する効果 老化を遅らせる証拠が見つかったそうです。やはり食べすぎはいいことないですし、特に糖質、砂糖は控えめにと感じています。

 

少なく食べること、すなわち小食が健康な成人の老化を遅らせるという生物学的証拠が発見された。

 米国コロンビア大学コロンビア老化センターの研究陣は、長期間にわたる食事実験を通じて、カロリーを制限した食事が老化指標の一つであるDNAメチル化を抑制するということを明らかにし、国際学術誌「ネイチャー・エイジング」に発表した。

 これによると、2年間カロリー摂取を25%減らした食事を取り続けた結果、老化のスピードが2~3%遅くなった。研究陣は「老化を2%鈍化させるのは死亡のリスクを15%減らすことに該当するもので、これは禁煙に匹敵する効果」だと説明した。

 小食が老化を遅らせ、健康寿命を延ばすという研究は以前にもいくつか発表されたが、動物実験ではなく人間を対象にこれを確認したのは今回が初めてだと研究陣は明らかにした。筆頭著者のダニエル・ベルスキー教授は「ミミズ、ネズミ、ハエでは、カロリー制限が老化の生物学的過程を遅らせ、健康寿命を延ばす効果があった」としたうえで、「今回の研究の目標は人間を対象にこれを確認することだった」と話した。

 今回の研究は、「カロリー制限が健康寿命を延ばす」という仮説を検証するために米国立衛生研究所(NIH)が進める「カロリー摂取減少の長期的な効果に関する総合評価」(CALERIE)の第2段階だ。

 第1段階の研究はイェール大学研究陣が担当し、昨年2月、国際学術誌「サイエンス」に発表した。これによると、カロリー制限は様々な代謝や免疫反応を起こし、健康寿命を延ばすことが分かった。研究陣は「カロリー制限がミトコンドリアのエネルギー生産と身体の抗炎症反応などを促進する方向で脂肪細胞に影響を及ぼした結果」だと説明した。同研究では、2年間カロリー摂取量を14%(1日当たりマフィン1個分)減らした。

遺伝子の発現を抑制する「メチル化」

 コロンビア大学の研究陣による第2段階の研究では、普通体重または過体重気味(BMI22.0~27.9)の成人男女220人を無作為に2つのグループに分け、一般食とカロリーを25%減らした制限食をそれぞれ提供した。研究陣は実験開始前と実験から12カ月および24カ月後に実験参加者から血液を採取し、血中白血球から抽出したDNAのメチル化を分析することで、カロリー制限食が老化のスピードを遅らせたことを確認した。

 

 

コメントです。

 

「子供には栄養価の高い食物を限度を守っていっぱい与えたほうがいいと思いますが成人すると食物の取り過ぎが害になってきます。食べたいものを食べたいだけ食べる人は成人病にかかりやすくなり、見た目も老化が早いように思います。
運動で消費すれば問題ないのでしょうか。やる気にも直結するので食事を十分にとることは成人にとっても重要だと思いますが。
さいころ十分食物を与えられないと大きくなってから慢性飢餓に襲われるのではないでしょうか。食や愛情に対する精神的な飢餓が大食に結びつくような気がします。
成人しかけの男女が見た目を気にして無理な小食をし、それがのちの食欲の暴走に結びつくことを思うと本当に、栄養価豊かな食事を節制と愛情をもって与えることの意味は大きいと思います。
すでに出来上がった肉体というものは運動量に見合った食事量しか必要とせず、食が寿命や若さを奪い取っていく側面が述べられているのでしょう。」

 

「胃腸を酷使しないように気をつけているけど確かに周りと比べて肌が綺麗だったりはあると思う。体質の問題じゃなくて好きなように食べていたころより気をつけるようになった今の方が全身の細胞が違うと感じるから習慣の差はあるかと思う。でも私は今の食生活を愛しているけど人それぞれで良いと思ってる。でも私という見た目が違う人がいるせいか、周りも自然にプチ健康意識が高まってる気がする。」

 

「何十年も前から猿でカロリー制限した話しが繰り返し放送されたりしてますが・・。
やっと?人間でも確認したのですね。
でもあの猿は30%のカロリー制限ですが、こちらは14%のカロリー制限で2年間ですか。
しかも過体重気味の人を加えての実験なら、そりゃ健康寿命は延びるでしょうね。」

 

「引用元」

小食は禁煙に匹敵する効果…老化を遅らせる証拠見つけた(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース

 

ただ、小食を意識すると栄養不足も考えられますので、やはり、甘いものとか減らして、栄養バランスを考えた食事をとることが大事ですね。