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Linux8,CentOS8で追加したディスクを再起動不要で認識させるコマンド

Linux8,CentOS8で追加したディスクを再起動不要で認識させるコマンドに関する情報です。

 

たまたま追加作業があって仮想マシンに仮想ディスクを追加したのですが、追加分が認識されなくて調べました。

 

Summary
LVM を使用して RHEL の既存ディスクのパーティションサイズを増やす方法

Objective
IBM は、オペレーティング・システムで問題が発生した場合に備えて、実証済みのバックアップ・ソリューションを使用してインスタンスをバックアップすることを推奨します。
本ドキュメントに記載された内容は、必ずしも同じ結果になるとは限りません。
IBM サポートは、この手順を行うお客様に対しての責任は負いかねます。
このドキュメントは、RHEL 7.7 でテストされました。オペレーティングシステムを変更すると、推奨される手順が無効となる場合があります。
記載された手順のいずれかを実行する前に、このドキュメントの正確性を確認してください。
手順の内容が不明の場合は貴社のサポート・チームに連絡し、使用している RHEL のバージョンに基づいた最新の情報を入手してください。

 

 

 

Steps
Red Hat Linux の LVM サポートによる Resilient で既存のディスクを拡張する手順:

 1. vSphere クライアントで、仮想デバイスノード SCSI (0:0) Hard disk 1 のディスク容量を拡張します。

2. SSH経由で Resilient サーバーにログインします。

3. 次のコマンドで、例えば既存のデバイス /dev/sda を再スキャンします:

echo 1 > sudo /sys/class/block/sda/device/rescan

4. ディスク容量が更新されていることを確認します:
sudo fdisk -l

5. /dev/sda から、ファイルシステムタイプが 8e の新しい「 Linux LVM 」用パーティションを作成します:
sudo fdisk /dev/sda

====
Command (m for help): n
Select (default p): p
Partition number (3-4, default 3): 3
First sector (a-b, default a): [ Enter でデフォルト値を使用 ]
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (a-b, default b): [ Enter でデフォルト値を使用 ]
Command (m for help): t
Partition number (1-3, default 3): 3
Hex code (type L to list all codes): 8e
Command (m for help): p
Command (m for help): w

6. パーティションテーブルを更新します:
sudo partprobe -s

7. LVMの物理ボリュームを作成します:
sudo pvcreate /dev/sda3

8.ボリュームグループ名(VG名)を取得します:
sudo vgdisplay

9.  /dev/sda3 の物理ボリュームを追加して、「resilient」ボリュームグループを拡張します:

sudo vgextend resilient /dev/sda3

10. すべてのディスクで物理ボリュームをスキャンします:
sudo pvscan

 

このコマンドが有効でした。

 

echo 1 > sudo /sys/class/block/sda/device/rescan

 

環境によって指定が変わるかもしれません。

 

「引用元」

https://www.ibm.com/support/pages/node/6190431

 

Linux8,CentOS8で追加したディスクを再起動不要で認識させるコマンドを探している方は参考にしてみてください。