古くから仮想基盤を利用しているケースでは、仮想基盤の移行作業なんかが発生するのではないでしょうか。
ちなみに、かなり古いバージョンのESXiでもストレージvMotionって利用できるんですね。これまで仮想マシン移行ってP2VとかV2Vなんかを想定していましたが、ストレージへの接続ができれば、ストレージvMotionで仮想マシンの移行ができます。
そして、ESXi6では異なるタイプの仮想スイッチ間で仮想マシンのvMotionが可能だそうです。かなり便利になりましたね。
参考はこちら。
速報!VMware vSphere 6.0 新機能の概要
VMware vSphere vMotion(以下 vMotion)vMotionについては、主に下記点で機能強化・改善が行われております。
・Cross vSwitch vMotion(別の仮想スイッチへの移行)・・・異なるタイプの仮想スイッチ間で仮想マシンを移行が可能です、但しDistributed Switch から標準スイッチへの vMotionは不可となります。(標準から標準または Distributed Switch に、および Distributed Switch から別の Distributed Switch に仮想マシンを移動することができます。)
・Long Distance vMotion(長距離 vMotion 移行)・・・ネットワークの最大往復待ち時間は 100 ミリ秒までの環境下で仮想マシンを移行。
vMotionの機能が強化されています。特にCross vSwitch vMotionは便利ですね。但しDistributed Switch から標準スイッチへの vMotionは不可とのこと。まぁ、vDSで構成している環境で、vDSからvSSに移行することってまずないですからね。
意外と忘れそうな機能なので、備忘録代わりに。