ITよろづや

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The destination host is not compatible with the hardware version to which the virtual machine is scheduled to be upgraded

ESXi5.5の環境で、vCenterサーバーを構築するまでは、以前の仮想マシンバージョンで作成され、その後、仮想マシンバージョンをあげる必要があります。


その際、仮想マシンバージョンは10になりますが、バージョンアップ後に仮想マシンのvMotionが失敗する場合があるそうです。それに関するKBはこちら。

>>仮想マシンの vMotion が次のエラーで失敗する:The destination host is not compatible with the hardware version to which the virtual machine is scheduled to be upgraded (2081539)


以下のような事象が発生します。
 

仮想マシンの vMotion が実行できません。
仮想マシンの vMotion の実行に失敗します。
・次のエラーが表示されます:

 

The destination host is not compatible with the hardware version to which the virtual machine is scheduled to be upgraded.
In order to proceed with the operation, virtual machine's scheduled compatibility upgrade should be disabled.


前提として、仮想マシンのハードウェアバージョンがアップグレードされており、バージョン 10 で実行されている環境で発生します。そして、要因として、ハードウェアバージョンのアップグレード時に、.vmx ファイルのアップデートに失敗した場合に発生するそうです。


対処方法として、[,vmx]ファイルのエントリを削除します。以下は手順の抜粋です。

.vmx ファイルのエントリを削除する方法:
仮想マシンの電源をオフにします。
SSH を使用して、仮想マシンが実行中の ESXi ホストへ接続します。
③.vmx ファイルが格納されている仮想マシンディレクトリへ移動します。
④.vmx ファイルのバックアップを取得します。
テキストエディタで .vmx ファイルを開きます。
⑥次のようなハードウェアバージョンのアップグレードに関するエントリを削除します:

 

virtualHW.scheduledUpgrade.when = "always"
virtualHW.scheduledUpgrade.state = "done"
tools.upgrade.policy = "upgradeAtPowerCycle"

 

⑦変更が適用されるように、.vmx ファイルを再読み込みします。



通常発生する事はないと思いますが、仮想マシンを作成する際に、最初からバージョン10で作成すれば発生しないので、手順をしっかりと守れば問題ないですね。