VMware Horizon View5.XでWindows 7のリンククローンを展開する前に実施しておいたほうがいい、推奨される最適化設定があります。
その参考情報はこちら。
>>VMware View 管理
まず、以下はWindowsゲストOSに対する最適化設定です。
■COM1、COM2、LPT などの未使用のポートを無効にします。
■表示のプロパティを調整します。
a ベーシック テーマを選択します。
b 背景を単色に設定します。
VMware View 管理
64 VMware, Inc.
c スクリーン セーバーを [None(なし)] にします。
d ハードウェアのアクセラレーションを有効にしていることを確認します。
■高パフォーマンスの電源オプションを選択し、スリープ タイマーを指定しません。
■インデックス サービス コンポーネントを無効にします。
注意 インデックスを付けると、ファイルがカタログ化されて検索の速度が向上します。頻繁に検索を行うユーザーに対しては、この機能を無効にしないでください。
■システムの復元ポイントを削除するか、または最小限に抑えます。
■C:¥ のシステム保護をオフにします。
■不要なすべてのサービスを無効にします。
■視覚効果を [Adjust for best performance(パフォーマンスを優先する)] に設定します。
■Windows Media Player を開き、デフォルトの設定を使用します。
■自動コンピュータ保守をオフにします。
■パフォーマンス設定を最高のパフォーマンスに調整します。
■C:¥WINDOWS 内の $NtUninstallKB893756$ などの非表示のアンインストール フォルダを削除します。
■すべてのイベント ログを削除します。
■ディスク クリーンアップを実行して一時ファイルを削除し、ごみ箱を空にして、必要でなくなったシステム ファイルおよびその他の項目を削除します。
■ディスク デフラグを実行し、断片化されたデータを再配置します。
続いて、リンククローンで展開するWindows7で無効にしておいたほうがいい最適化設定です。
■Windows でスケジュール設定されたディスクの最適化
■Windows Update サービス
■Windows 診断ポリシー サービス
■プリフェッチ/スーパーフェッチ
■システムの復元
■Windows Defender
■Microsoft FeedsSynchronization タスク(msfeedssync.exe)
詳細な手順は、上述のマニュアルに記載していますので、そちらを参考にしてください。設定しなければならない項目が多くて大変ですが、VDIのトラブルを少しでも軽減する為に、設定しておいて損はないと思います。