振り込め詐欺の被害は増え続けているそうです。
日本はいい人が多いので、騙されやすいのではと思いますが、今の日本の経済状態を考えると、この被害はゆゆしき問題ですよね。
また、犯罪グループは中国にいるとも聞いたことがありますが、その場合、お金が海外に流れますし、日本の経済においてマイナスしかありません。
行徳新聞によると、最近は金融機関の口座に現金を振り込ませる手口は減り、そのほとんどが「受け子」と呼ばれる受け取り役の犯人が指定の場所に現れ、直接現金を受け取ると言う「受け取り型」によるものだそうです。
また、市川市の昨年の振り込め詐欺の被害は、行徳警察署管内で16件、3990万円にものぼるそうです。
ちなみに、市川警察管内では、60件の2億7000万円。
これだけ狭いエリアでも、この被害額はびっくりですね。。。
身近に騙されている人がいてもおかしくありません。
この危機的状態を改善すべく、両署合同で開始するのが「だまされた振り作戦」だそうです。
内容としては、振り込め詐欺と思われる不審な電話を受けた人が、警察と協力してだまされた振りを続け、犯人をおびき寄せ逮捕にこぎつけるという作戦です。
平成21年から全国の警察で導入されて、より成果が上がっているそうです。
ただ、この作戦を成功させるには、一般市民の協力が必須です。
もし、怪しい電話がかかってきたら、まずは騙された振りをして、警察に一報入れる事が重要です。
そこで話をする事で、一度冷静にもなれますし、バックに警察がいると思うと、不安も消えますよね。
実際に、犯罪でなければ、それはそれでいい事ですし、仮に本当に振り込め詐欺であれば、犯人を捕まえる事ができるので、かなり効果的な作戦だと言えます。
ちなみに、こんな内容の電話は怪しいそうです。
「かばんを盗まれた」
「風邪をひいた」
「携帯の電話番号がかわった」
これまで大事に貯めたお金を盗まれると、人生のプランが一気に変わってしまいます。
また、一度、詐欺にあうと、再び詐欺にあう可能性もでてきます。
少しでも怪しい電話がかかってきたら、一人で抱え込まずに警察に相談してみる事ですね。