よろづやアンテナ

ITから生活の参考になる情報を備忘録代わりに残していきます

神戸の餃子屋さんの接客から学ぶビジネス戦略 また訪問したくなる魔法の言葉


最近、マクドナルドの経営不振が話題になっています。確かに、以前ほどマクドナルドの注意がいかなくなった気がしていたが、なぜだろう。


以下はヤフーニュースの記事です。
苦境のマック、なぜ主要客・ファミリー層の“心”は離れた?客数減の理由を店舗から考える


なるほど、ファミリー層の入店が減っているという事らしい。確かに、一時、マクドナルドは子供が大好きなものに上がっていた気がする。というのも、自分自身も、子供のころフライドポテトをお腹いっぱい食べたかったし、マックシェークも大好きだった事を憶えています。


そして、昔のマックのCMは子供がよく出ていた気がします。そう、子供が大好きなお店はマクドナルドだった時代があったのです。しかし、今や過度な効率を求めたり、ターゲットがずれ始めた事により、ファミリー離れが浸透してきたのではないでしょうか。


それに加え、フランチャイズ店舗の増加に伴い、サービス品質も下がったと言われ、マックのイメージはさらに安かろう、悪かろうになってしまいました。マックと逆のサービス展開で売り上げを伸ばしているのは、モスバーガーです。最近の利用者は、時間がかかっても、味よし、サービスよしのモスバーガーを利用する傾向が増えているそうです。


そう、飲食店に必要なのは、味もそうですが、サービス(おもてなし)なんだと思うのです。この件について、昨年、神戸に出張に行った時に感動した接客に出会いました。


この接客は、個人的に大きな学びとなりましたので、紹介したいと思います。


 

神戸の出張した際に、初日に三宮駅の近くにある「チャオチャオ 阪急三宮店」という餃子屋さんに行きました。


その時は、餃子を美味しく頂き、美味しいビールを飲んで、次の日の仕事に備えて早めに帰りました。その時のお店の印象は、「店員さんがとても明るいなぁ」というものでした。


その後、しばらく訪問する事なく、その後、約1か月半ぶりに訪問したんですが、



そして、ここでちょっとしたサプライズがありました。



普通に店内に入って、まずは同僚と餃子とビールで乾杯していたら、「以前も来ていただいた方ですよね?」と女性のスタッフに声をかけられました。



私:「おぼえてくれてたんですか?」
スタッフさん:「確か一か月前くらいに来られましたよね?短期出張で来られていると言われてたと思うんですが、以前は私服だったのでスーツだとイメージが違いますね!~」


と、正直、私は覚えていなかったんですが、約一か月前に一度来た客の事を覚えていて、それを伝えてくれるなんて・・・。



こういった出入りの多い飲食店だと、日々、色んなお客さんが来ますし、出張者もたくさん来る中で、こういった接客をしてくれるのはとても感動しました!



以前、テレビの街角インタビューで飲食店で行かなくなる理由として、こんな理由があげられていました。

 

 ・料理が出てくるのが遅い
 ・料理がおいしくなかった
 ・接客態度が悪い
 ・居心地が悪く、ゆっくり食事ができない


飲食店の場合、料理も重要ですが、接客態度も重要視されます。どんなに美味しい食事を出されても、接客態度が悪ければ、二度と行かないとなるかもしれません。つまり、接客サービスとはそれほど重要なものなんだと思います。
 

例えば、子供連れであれば、 わざわざ言わなくても子供用の食器を用意しれくれるお店。日本人の接客にはそんな「おもてなし」の心が必要だと感じます。


顧客満足度を上げていく努力、それこそが魅力あるお店づくりだと思いますね。