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映画 ゆれる 感想レビュー 兄弟のルックスの格差 真面目で持てない兄とイケメンの自由な弟の関係が変わる橋

映画 ゆれる 感想レビューです。この作品はなかなか面白かったです。

 

こちら。

 

あらすじ
東京で写真家として成功した猛は母の一周忌で久しぶりに帰郷し、実家に残り父親と暮らしている兄の稔、幼なじみの智恵子との3人で近くの渓谷に足をのばすことにする。懐かしい場所にはしゃぐ稔。稔のいない所で、猛と一緒に東京へ行くと言い出す智恵子。だが渓谷にかかった吊り橋から流れの激しい渓流へ、智恵子が落下してしまう。その時そばにいたのは、稔ひとりだった。事故だったのか、事件なのか。裁判が始められるが、次第にこれまでとは違う一面を見せるようになる兄を前にして猛の心はゆれていく。やがて猛が選択した行為は、誰もが思いもよらないことだった──。

 

 

参考にしたレビューです。※ネタバレ注意

 

「兄稔と弟猛との対比。
吊り橋での出来事より兄弟の心情の方がテーマのような気がする。

吊り橋の上で智恵子に激昂された時の稔の目がものすごく怖く感じた。香川照之の演技は圧巻でした。

ラストに対するいろんな考察を読んで🧐
もう一度観たい作品。自分の語彙力のなさに😞」

 

香川照之の演技って毎回鳥肌たつ
サイコ的な眼がめちゃくちゃ怖い
最後の笑顔、あれは嬉しいのか怒りなのか

オダギリジョーのチャラ男役はぴったり」

 

「平たくいうと法廷モノ。陰鬱とした日本映画好きにはたまらない。
▶︎殺人を犯したかもしれない、真面目でパッとしない兄。
▶︎事件を遠目で見ていた、チャラくてイケメンの弟。
確信的な真実を把握していない弟は法廷でどう動くのか…。

【概要】
①事件が起きたのは、兄弟と幼馴染の女性が三人で渓谷に行った日。
②若干ボロい(ここ大事✨)吊り橋で、兄と女性がもめてるっぽく、結果として女性は転落死。その全貌を弟は、遠目(ここ大事✨)から見ていた。
③逮捕された兄。弟の証言で全てが動きかねない状態。弟は真実を隠し兄を救うかのか、それとも…。

【見どころ】
◯殺人シーンは誰にもわからない
兄は女性を殺したのか、それとも殺してはいないのか。誰にもわからない🤔弟も遠目で見ていただけだし、殺害のシーンは全く映されていない。
つまり、弟も観ている側も真実はわからない状態。そんな状況下で、弟が兄を救うか否かの心理描写の“ゆれ”を描き切っている。

【雑観】
◯みんな若い…が、
オダギリジョーがイケメンすぎる。真木よう子も若い…!えと、香川照之も若いんだけど、35歳の役は無理あるだろ…。いくらなんでもあんな35歳はいないくらい老けてる。ジャケ写見て欲しい。どう考えても40後半だ😏」

 

「引用元」

ゆれる - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

 

 

感想ですが、内容的には難しい作品ですね。

 

弟はとにかくイケメンでやんちゃという感じで、自由奔放。写真家としても成功している。

 

一方で、兄は、ルックスも悪く、まじめに生きていて、家でも家事を頑張って変わらない毎日。

 

そんな中、若い可愛い女の子をめぐっていざこざが起こるという内容です。注目はやはり、真実とラストの兄の笑顔でしょう。

 

弟は結果的に、兄を罪人にしてしまうのですが、そこから色々と見ていて、兄は無実だったことに気付き、兄の出所日に急いで向かうのですが、ラストの笑顔はいったい何を指しているのでしょうか。

 

本来、自分を信じずに刑務所にぶちこんだ弟を許すわけがない。あの笑顔の意味が考えさせられるラストです。

 

ゆれる