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映画 グッドライアー 偽りのゲーム レビュー おすすめ どんでん返し 衝撃のラストはスカッとする内容

映画 グッドライアー 偽りのゲーム レビューです。イアン・マッケランがでていたので、間違いなく面白いとは思いましたが、やっぱり面白かったです。

 

この方を知ったのは、亡きブラッド・レンフロと共演していたゴールデンボーイで、すごい演技が評価されているというのを映画雑誌で知ってからでした。

 

作品はこちら。

 

 

あらすじです。

 

ベテラン詐欺師のロイが狙いを定めた新たなターゲットは、夫を亡くして間もない資産家ベティだった。彼女の全財産を騙し取ろうとするロイだったが、2人の距離が縮まるにつれ、たやすいはずだったペテンが、いつしか壮絶な騙し合いへと発展していくー。誰もが抱える秘密と偽りだらけの人生をめぐる、サスペンスたっぷりのドラマ。

Rating G The Good Liar (C) 2019 Warner Bros. Entertainment Inc. and BRON Creative USA, Corp. All rights reserved.

 

 

参考にしたレビューです。※ネタバレ注意

 

「この題名を見た時から、詐欺同士の対決だと分かってしまった。
だからこそ興味をそそられ観たのだが、それと同時にハラハラワクワク感は無くなってしまった。
ストーリーはとても面白いのだけど、リアル感がイマイチない。
リリーはどうやって立ち直り独りで生きてきたのか?優秀なパートナーがいたにせよ、どうやって彼を見つけ出したのか?そこがすっぽり抜けているから、リリーにも共感しづらい。
そこを描かず、この半世紀以上経ってからの復讐劇を描くことで、壮絶な過去があったのだと分かるのだが、それにしてもリリーの過去をあえて知りたいと思う位、魅力的な女性。
お見事でした。
そして、憎いからこそ簡単には殺さず、生かすことでさらに地獄を味わせるあたり、やっぱり許してないんだなって。警察に突き出さないのも、自分たちの生活を守るためかと思ったけど、もしかしたら相当恨みを持っている人はいるだろうから、復讐に来るかもしれないという恐怖を味わせたいのかも。
彼のやってきた事を考えると、これくらいでは済まないだろうからね。」

 

「作品紹介に書かれていることから、老練な詐欺師がカモから大金を巻き上げようとして「返り討ち」に逢う話だとは容易に想像がつく。しかしその動機は想像を絶するものであった。

なかなかしっぽを出さない二人の正体。ロイの方は「そういう話もあるかもしれない」と思ったが、ベティの方は椅子から転げ落ちるかと思った。

意外にまじめに敷かれた伏線には感心した。古い映画を見た時の二人の何気ない会話。ベティの見ていないところでのロイの「想定外」の凶行。他にも二人の何気ない会話「君を抱きたい」「セックスはいやよ」はそういう意味だったのか。ロイの仲間からの「老い先短い女から巻き上げるなら少しは残しておけ」は警告だったんだ 等。

時代設定に無理があるだろう。現在は2009年ではなく、それより10年、せめて5年前でないとおかしい。こんなに颯爽(さっそう)と行動できるはずがない。
ベティの子孫になぜ黒人がいるのか。それより小さなこども(ひ孫か?)が3人とも白人なのはおかしいだろう。それとも、映画のラストシーンは全部親族なの!
こういう「明らかに変な点」に目をつぶれば、よくできた映画である。」

 

 

感想ですが、とにかく面白かったです。

 

少し前にユージュアル・サスペクツを見たので、大どんでん返しには少々びびらないと思いましたが、これもさすがの展開でした。

 

しかも、レビューにもある通り、実は伏線が散りばめられています。頭のいい方なら、この女性があまりに素直なので、気づくかもですね。

 

私はこのまま詐欺師が成功するわけはないとは思いましたが、壮絶な過去があり、これがしくまれた出会いだったのです。

 

話はリベンジネタですが、最低の男が家族をぶち壊し、そして、その後、最低の詐欺師になってのうのうと生きていたのが、過去に家族を失った女性によって、60年ぶりのリベンジをくらいます。

 

そして、彼がやってきた悪事がすべて自分に返ってきて、まさか、こんなラストにという感じで、すごく面白かったです。

 

まだ視聴したことがなかった方には間違いなくおすすめです。個人的には10点中9点はつけたいですね。

 

グッドライアー 偽りのゲーム(吹替版)