よろづやアンテナ

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77歳で入居金に6000万の高級老人ホームに入ってわずか2年で「退去」を決意したわけに納得 人生は楽しむこと

 

人生というテーマはすごく考えることが多いですが、一つは家族を持って幸せを一緒に共有することもあると思います。

 

今は母親もまだ元気で、孫を合わせられることが一つの幸せです。

 

そして、母親は高齢ですが、元気ですし、お酒を一緒に飲んで楽しんでいます。

 

ちょうどヤフーニュースでアクセスが増えている記事があったのですが、77歳で入居金に6000万の高級老人ホームに入ってわずか2年で「退去」を決意したわけに納得できました。人生は楽しむことですね。

 

退去を決意したきっかけは…
 ある日、仲間の一人がサングラスを買ったと自慢していたので、それを悪気なく茶化してしまった。すると激高した相手から「ちょっと金持っているからって、あんなところに住んで偉そうな顔をして……」と言われた。周りにいた人たちは無言。

「そうか、地元の人たちの目にはそういう風に見えていたのか」と私は愕然としてしまった。

 さらに後日、駅に向かう入居者専用のシャトルバスの中で、長老のO氏からこう切り出された。O氏は夫婦でこのホームに入居している。

「平野さん、俺はね、このホームを出てゆくことにした」

 夕暮れ時の鴨川の町には、侘しく秋の雨がふりそそいでいる。

「えっ、どうしてそんな決意をなされたのでしょうか。Oさんの場合、ご夫婦で1億円以上の入居金を払っているはずですが」

 

 

深い話だと思いました。元気なのに入る必要はないのですよね。

 

東京に戻ろうと思った
 そうなると散歩か買い物に行く以外、広大な海の見える部屋から食堂と露天風呂、館内のジムに行く以外誰とも話すこともなく、一歩も外に出ないで部屋に引きこもっている日常が続くことになる。この地に私がいる必然性は全くなく、私はこの地では何もしないだろうし、何もできないだろうと思った。ただ死ぬのを待つだけか? と毎日痛飲する。このままいたずらに時間は過ぎてゆき、老いさらばえて死んでゆくのだろうか。そう思い、なんともやりきれないでいた。

 最終的に、私は何かしらの可能性がある「都会」に戻ることを決意した。歌舞伎町の雑踏を歩きたい、たくさんのライブや映画も演劇も見たい。色々な催事にも参加したい。会社での復権も果たしたい。若い連中と酒を飲み、親しい友と友情を交換し、私を含めて連中の最後をも見届けたいと思った。そうするには、ここは東京から離れすぎている。

 今更ながら、この老人ホームに入居するのはちょっと10年早かったのかもしれない。重い病気にかかったり、ヨロヨロになって歩けなくなった時こその老人ホームだと実感している。

 

こういった金額を知るととてもじゃないですが、入れないなとも感じますし、一部のお金をある程度稼げた人が入れるところだなとも感じました。

 

そして、人生は一度しかないし、少しでも楽しい日々を送りたいと思いました。

 

「引用元」

news.yahoo.co.jp

 

老人ホーム施設長奮闘記〜入居者と暮らしを創る30のエピソード〜