よろづやアンテナ

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映画 哭声 コクソン ネタバレ レビュー 内容が難しいホラー作品 國村隼の演技がさすが

 

映画 哭声 コクソン ネタバレ レビューです。

 

韓国映画はなかなか責めた作品が多いので、気になって視聴しました。

 

youtubeでホラー関係を紹介してくれる動画があるのですが、たしか紹介していたような、、、

 

ということでまずはあらすじです。

 

平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く…(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

 

 

参考にしたAmazonレビューです。

 

哭声/コクソンというタイトルが、地名の『谷城(コクソン)』と同音異義なのは作中でも明言されてますけど、國村隼さんの苗字も音読みすると『國村=コクソン』だなと気づいてゾワっとしました。

そんなことはどうでもいいけど、すごく面白い映画です。
新約聖書の基礎知識をお勉強してからもう一度観ます。。」

 

「総評:オカルト好きにはたまらない名作

13日の金曜日」や「エクソシスト」に代表されるホラーを想像すると期待外れに終わります。
スリラーと言っても、リングや呪怨のように、直接的に攻撃をしかけてくることもありません。

怪しい日本人が町はずれに住み着く、警察官の娘が奇病にかかる、ふたつの因果を霊媒師が結びつける。
それぞれを町外れの老婆、町に起きた不幸、キリスト教の神父に置き換えると、魔女狩りの物語だとわかります。
ですが現代は科学の時代ですから、町外れの日本人を焼き殺して終わり、という訳にはいきません。
けれども、娘の奇病は刻一刻と深刻化し、手段は選んでいられないと人々が暴走を始め・・・。
と、これ以上のネタバレは避けますが、
ホラーなのは町はずれの日本人なのか、オカルト思想にとりつかれた町の人々なのか、という話になります。

人間のもつ迷いや弱さ、心の闇をテーマにした作品なんですね。
そこから発生する宗教も含めたテーマ性のある物語で、奥行きのある作品です。
お勧めの名作です。」

 

「劇場で見て、最近プライムで見ました。

この映画は毒キノコによる被害という現実的な皮をかぶせたオカルトです。
なぜなら唯一、白い女の説明がつきません。
祈祷師と日本人は悪魔崇拝者(人間)、白い女は守護精霊(あの集落の神様)。
白い女の結界で悪魔から村人を守ろうとするのですが、最初の被害者も主人公も女を信用しないで悪魔のエサになります。
死んで復活した日本人は手に聖痕がありました。キリストがはりつけにされて三日後に復活したことをイメージさせるものなのでしょう。
白い女の忠告を聞いていればギリギリで助かった。けどそうしなかった。
悪魔は人間の裏切り、怒り、ねたみ、そねみなどのマイナスパワーが養分なので人をろうらくして惑わせるのが得意なのでしょう。
谷城という田舎の純朴な人たちがたまたま悪魔の目にとまりエサになった。そう見ています。」

 

 

これ正直難しい内容で、ちょっと所見では結局何がしたいのかとなりましたが、詳しい解説レビューをしているサイトを周回してようやくなんとなくですが意味が分かりました。

 

これ、その映像だけを観ていたらなんとなくミスジャッジしてしまいそうです。

 

ラストシーンで結果、誰が悪で誰が正義でというのが分かる気がします。

 

白い服の女性が悪者のように描かれていますが、矛盾がいくつかありますよね。

 

その辺りがキーになる気がします。祈祷師が写真を持っていたのもラストを解くカギになると思います。オカルト作品としては見ごたえがありますので、おすすめです。

 

哭声/コクソン (字幕版)