よろづやアンテナ

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年金100年安心は嘘だった?少子高齢化で税金増えている現実考えたら当然

年金100年安心は嘘だったというニュースがよく出ています。老後の生活においては2000万円必要というものです。老夫婦が95歳まで生きたら5万円の赤字で2000万円必要というものです。


少子高齢化で税金増えている現実考えたら当然ですよね。そもそも、かなり前から年金制度が崩壊していると言われています。今更な問題だし、こういった内容が出たことは、現実を見るのにいいきっかけではないでしょうか。


まずはこちらが詳しく書かれたニュース記事です。

年金100年安心とは何だったのか?報告書で嘘露呈に怒りの声


記事によると、金融庁の金融審議会が6月3日に発表した「高齢社会における資産形成・管理」の報告書があって、その内容に、非難の声が殺到しているというもので、報告書によると年金だけでは老後の資金を賄うことができないため、95歳まで生きるには夫婦で2,000万円の蓄えが必要になり、そのため現役期から「つみたてNISA」や「iDeCo」などを用い、資産形成するよう促しているとあります。



まず、投資においては賛成できませんし、投資をしたから安心ということにはなりません。そもそも、多くの国民は投資をするほどの余裕がありません。

 

また今回の報告書について金融庁トップである麻生太郎氏(78)は「人生設計を考えるときに100まで生きる前提で退職金って計算してみたことあるか?普通の人はないよ」と話し、「今のうちから考えておかないかんのですよ」と持論を展開している。

「かつて政府は『年金100年安心プラン』をうたっていました。04年当時の小泉純一郎首相(77)によって国庫の負担を増やし、もらえる年金額を抑える仕組みを導入。さらに現役世代が支払う年金保険料を13年間、段階的に引き上げることにしました。そうした“痛み”に耐えれば年金は安泰だと、太鼓判を押していたのです」(全国紙記者)

 

今回の報告書により、“100年安心”ではないと露呈してしまったとありますが、まずは国民の声です。

「くらせる公的年金を保障するのは国の責任。その信頼関係があるから、高い保険料を国民は払っている。それを年金だけではくらせないから自分で投資して資産をつくれ、と言い出す。ふざけるな! という思い」
「他人事のような国会議員の、罪悪感ゼロコメント」
「「自分たちで老後に備えろ」って年金を運用している政府の人間が口にしてはいけないセリフだと思う」



正論は正論でいいのですが、今の日本は経済が衰退していくので、それに+して少子高齢化の影響で、非労働者を食べさせていくために必要な税金が増えます。


さらに、日本人は長生きする人が増えて居るので、これからさらに厳しくなります。嘘だったとか発言している政治家もアホくさいし、もっと大切なのは、現状はこれ、さらに将来的にもっと厳しくなる資産を出して、現実を見させる・・・・なんてことをしたら国民が悲嘆するので誰でも本音を言えないのでしょうね。自分の身は自分で守るしかありません。

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