よろづやアンテナ

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高血圧には食事の塩分だけでなくお酒の大量摂取で飲み過ぎもよくないみたい

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先日、突然発症したアナフィラクトイド紫斑の治療の為、2週間以上前から完全に禁酒しています。毎日お酒を飲んでいた訳ですから、自業自得なのは間違いないのですが、やはり、お酒が飲めないのは辛いですね。。。


お酒って美味しいのもそうですが、やっぱり酔えるのが幸せなんですよね。仕事が忙しくても毎日飲んでいたお酒ですが、その結果、今回の病気だけでなく、他にも悪い所が見つかりました。


それは、高血圧です。先日、腎臓内科の先生に診察してもらい、尿検査、血液検査をしたところ、アレルギー反応も出ていましたが、同時に、高血圧だと診断されました。


いつからかと言われたので、6月の健康診断ですでに、数値が高いと言われた事を告げました。すると、これは、薬を飲みましょうと、血圧を抑える薬をもらいました。そして、その後、近所の薬局に行き、処方箋をもらいにいったら、TERUMOの血圧が計れる機械がありました。

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ちなみに、ネットで格安の血圧測定器を発見しました。




測定した結果ですが、上が138で下が100でした。

 

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正常な数字は以下になりますので、下がちょっと高いという事になります。この最低血圧が高い状態は最高血圧もじきに上がってくる予兆と言われているそうです。つまり、ここから放置しておけば悪化する可能性があります。


正常高値血圧の数値
最高血圧(mmHg):130~139
最低血圧(mmHg):85~89



今回はロサンタンカリウム錠という薬をもらいました。しばらくはこの薬で血圧を下げる工夫をしないと行けない訳ですが、なぜ、私が高血圧になっているかというと、やはり、食生活に問題があるように思えます。


一般的に、高血圧になると塩分控えめの食事をとるように言われますが、果たして原因はそれだけなのかちょっと調べてみました。

 

 

お酒が原因で血圧が高くなる?

 

まず、毎日欠かさず飲んでいたお酒は高血圧の原因になるのか?こちらのサイトに詳細な説明がありました。

>>飲酒、喫煙と循環器病(国立循環器病院センター)


ここに書かれているとは、アルコールの作用はまことに多彩で、心臓の働きを強めることも、逆に弱めることもあり、血管を収縮させて血圧を上げたり、反対に、拡張させて血圧を下げたりすることもあるそうです。


こうした変化と程度は、長年飲んでいるかどうか、毎日かそれとも時々か、1回にどれだけ飲むか、さらに飲酒してからの時間、体質(感受性)の差などによって異なり、単純ではないそうです。
 

アルコールも少量なら、健康増進の効果もあるみたいです。

ふつうアルコールを飲むと、一時的ですが血圧が少し下がり、脈拍が増えます。私たちの研究でも血圧の低下は明らかでした。

とくに、飲むと顔が赤くなる人では、血圧の低下も脈拍の増加も大きくなります。これは、アルコールの代謝に関係している酵素の働きが遺伝的に弱いために、アセトアルデヒドという物質が血液中に増え、血管を広げるためです。

これらの作用のほか、アルコールには"善玉コレステロール"と呼ばれるHDLコレステロールを増やすという体にとってよい影響を与える作用があります。


また、長年の研究結果によると、長い期間、お酒を飲み続ける事は、血圧をあげ、高血圧の原因になりうると書かれています。つまり、当然ながら飲み過ぎは高血圧の原因になります。

アルコールは血圧を一時的に下げることもありますが、長い間、飲み続けると、血圧を上げ、高血圧症の原因になると考えられています。多くの研究で、日々の飲酒量が多いほど血圧の平均値が上がって、高血圧症になるリスクも高まることがはっきりしてきました。



その為、以前の私のように、お酒が止められない人、特に習慣化している人は注意が必要ということになります。

 

では、アルコール量の適量とは?

 

血圧に影響するアルコールの量ですが、アルコール1日30ミリ・リットルあたり、血圧は3ミリほど上がることが認められているそうです。この量は、日本酒1合、ビール大瓶1本、ウイスキーシングル2杯、ワイン2杯に含まれる量だそうです。


また、アルコールで血圧が上がる理由については、血管の収縮反応が高まるほか、心臓の拍動を速める交感神経の活動、腎臓からマグネシウムやカルシウムが失われると考えられているそうで、アルコール飲料に含まれるカロリーにより体重が増えることや、塩辛いつまみをとることも関係するそうです。


例えば、お酒をガンガン飲んで最後に食べるラーメンも健康によくないんですよね。ついつい食べてしまいますよね。。。しかもお酒を飲んでいる時は、辛い物が美味しいですからね。どうしても塩分の採り過ぎになってしまいます。

 

アルコールの摂取は悪い事ばかりではない
 
アルコールの作用は、悪いことばかりではないそうです。昔からお酒は「百薬の長」などと言われてきましたが、医学的にはっきりしているそうで、心筋梗塞狭心症など虚血性心臓病には、アルコールが予防する効果が確かめられています。


つまり、大量に飲まなければ実は健康効果があるのも分かっているのです。つまり、ほどほど飲めば、むしろ体にいい効果があるんですね。ただ、このほどほど飲むのが難しい。


私の場合は、ちょうどこのアレルギーの病気になってから、断酒ができているのが功をそうして、立派になりかけたお腹も凹み、体重も2キロほど減りました。後、二駅ほど歩くようにもしているので、体が少しやせてきた感じがしています。やはり、これまでちょっと飲み過ぎだったことが分かります。


また、同サイトでは煙草の健康被害についても言及されています。煙草はビタミンCをうしなわせ、美貌を失わせます。女性の大敵とも言えるものです。女性で、煙草を吸ってお酒を飲んでいる人は、若い時はいいですが、年齢を重ねるとスモーカーフェイスで老け顔になっていきます。


そして、美だけでなく肺も汚れていき、体もさびていくそうです。たばこを吸うと、ニコチンが交感神経系を刺激するために、血圧が上がり、脈拍が増えます。つまり、美容の敵であり、健康に大敵でもある訳です。その為、女性でたばこもお酒もやる方は注意が必要ですね。40代になってから急に老け込む可能性があります。


男性と違って、女性はアンチエイジングなどで、少しでも若い外見を維持したいでしょうから、今からでも遅くはないので、禁煙することをオススメします。別に老けたっていいという方は別ですが。

高血圧の方に血圧を下げる効果的な食事
 
私のように血圧が上がってしまった場合は、薬での治療もありますが、普段の食事を気を付ける必要があります。


そこで、高血圧の人にオススメの血圧を下げる食事、食べ物がこちらのサイトで詳しく紹介されています。

>>高血圧の人の食事(1)血圧を下げる食事・食べ物(ヘルスケア大学)


まず、食生活や普段の生活を変える事で、高血圧の状態を改善させる必要があります。例えば、以下のようなポイントに気を付けます。 

 

・塩分を摂りすぎない
・摂取カロリーを抑える
・脂肪を控える
・規則正しい食生活を心がける
・飲酒は控えめにする
・たばこを吸う方は禁煙する


そして、血圧を下げる効果がある食事、食べ物は以下になります。

●タンパク質を多く含む食べ物
タンパク質を含む食材には、卵や大豆製品、牛乳、魚などがあります。特に、高血圧の予防や改善に効果がある成分として、DHAEPAが有名です。DHAEPAには、血管壁を柔らかくする働きがあります。これにより血管壁が拡張しやすくなることで、血液がスムーズに流れ、血圧を下げることができるといわれています。また、大豆製品の中の納豆には血栓を溶かして血液の粘度を下げる効果があるので、こちらも高血圧の予防と改善に適しています。

タンパク質を多く含む食事という事で、卵や大豆製品、牛乳、魚がいいみたいですね。特に納豆は様々な健康効果がありますから、すすんで食べたい食材の一つですね。また、魚は美味しいですし、我慢せずに食べれるのもいいですね。
●植物性栄養成分を含む食べ物
ナス、ブルーベリー、トマト、にんじん、イカ、さけや鯛の皮などに多く含まれる、植物性栄養成分を十分に摂取することも大切です。これらはポリフェノールとも呼ばれるのですが、細胞を老化させる活性酸素の働きを抑制する作用を持ちます。ナスやブルーベリーは紫、トマト、にんじん、イカ、さけや鯛の皮などは赤、オレンジと色があります。さまざまな色の食材を摂ることが理想とされています。

他にも、植物性の栄養成分を含む食べ物がいいそうです。見た感じでは、色の濃い野菜、果物がよさそうですね。トマトはパスタなどでもたくさんつかわれていますし、生で食べても美味しいので、積極的にとりたい食材の一つです。サラダなんかにして食べるといいかも。

カリウムを含む食べ物
カリウムには、体内で不要になった水分や塩分を腎臓から排出させる働きがあります。腎臓の働きが低下してしまうと、体内に余分な塩分が残り、血圧が上がってしまいます。りんごやバナナ、ほうれん草、アボカド、パセリは、カリウムが多く含まれる食材としてよく知られています。
 
そして、最後にカリウム。りんごやバナナ、ほうれん草、アボカド、パセリだそうですが、中々食べにくい食べ物もありますが、りんごやバナナは朝食代わりに食べてもいいのではないでしょうか。


今回、10万人に1人と言われている珍しい病気にかかったおかげで、様々な知識を得ることができましたし、貴重な経験ができました。やはり、年齢を重ねると簡単に病気は治らなくなるという事ですね。私と同様、お酒の飲み過ぎなどが原因で健康診断で指摘された方は、これを機会にお酒の量を減らしてみてはいかがでしょうか。運動もあわせてすれば、ちょっとしたダイエットにもなりますしね。


特に肝臓などは一度悪くなると、治らない場合もあるので、私はある意味ラッキーだったのかもしれません。家族の為に、まだまだ働かないといけないですから、やはり健康第一ですね。