先日、あるプロバイダの提供するDNSを利用している環境で、ブラウザでネット検索すると、以下のメッセージが表示され、検索できない事象が発生しました。
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【DNS設定確認サイト】
DNSサーバの設定内容をご確認ください。
現在ご利用のインターネットサービスプロバイダでは、設定されているDNSサーバをご利用頂く事は出来ません。
下記の接続情報よりご利用頂いているサービスプロバイダ情報をご確認頂き、ご契約のサービスプロバイダの
現在のお客様は XXXXXXXXXXXXXX[yyy.yyy.yyy.yyy]
から接続されており、DNSサーバ情報の設定変更が必要です。
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これは、対象のプロバイダで提供しているDNSの問題のようですが、この事象を解決する為には、利用可能な外部DNSへ変更する必要があります。
まずは、現在、利用しているプロバイダに確認するのが間違いないと思いますが、ユーザーがインターネットを検索できないのは、クレームが上がって大変だと思います。
そこで、暫定的に、Google Public DNS「8.8.8.8」等を利用するのも一つの手だと思います。そして、プロバイダから正式なDNS情報を確認してから、再設定すれば、ユーザーへの被害も最小限に抑える事ができます。
AD環境の場合は、ADがDNSを兼ねている事が多いと思います。その場合、DNSのフォワーダーで設定を追加してあげればOKです。
小規模環境の場合は、ルーターに設定されている場合が多いです。
こういったトラブルも想定していないところから、突然発生する事がありますので、運用者はある程度、トラブルを想定して切り分けを迅速に行う必要があります。
ユーザーがネットを利用できない事による損失は、特にIT業界の場合は大きいですからね。。。